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【美容】日焼け止めは「SPF/PAを見極めて使い分け」で肌を日差しからもダメージからも守ろう

7月に入り、
夏本番といった
暑い日が増えてきました。

日差しも強くなり、
日焼けの原因となる
紫外線が気になる方も
多くいらっしゃることでしょう。

紫外線量は5〜8月に
特に多くなるため、
注意したいところ。

そこで今回は、
日焼けの原因である紫外線についての説明と
オススメの日焼け止め(UVケア)
をご紹介していきます。

日焼けの原因は「UVA」と「UVB」の2種類の紫外線にあり!

日焼けをしたくない人にとっては
大敵となる紫外線ですが、
そもそもなぜ肌に良くないのでしょうか。

紫外線、可視光線、赤外線の
3つに分けられる太陽光線の中で、
最も波長が短い「紫外線」。

紫外線(Ultra Violet)の由来は、
太陽光をプリズムを通して分解した際に、
「可視光線」の中で最も波長の短い
紫の光のすぐ外側に位置している光だから。
なんとも分かりやすい名前ですね。 

紫外線の由来については
こちらのページでもわかりやすく解説していますので
ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

また、紫外線は波長の長さによって
・UVA(紫外線A波:400〜315nm)
・UVB(紫外線B波:315〜280nm)
・UVC(紫外線C波:280nm以下)
の3種類に分類されます。

日焼けの原因とされる紫外線は
この内の「UVA」と「UVB」の2種類です。

では次に、この2種類の紫外線が与える
肌へのダメージを見てみましょう。

pixabay

肌の奥にダメージを与える「UVA」と、肌表面にダメージを与える「UVB」

■UVA

まず、UVA(紫外線A波)についてですが、
肌に急激なダメージは与えないものの、
肌の奥まで届くので
弾力やハリに影響を及ぼす紫外線です。

シミやしわができる要因に
大きく関わっていることも、
近年の研究で明らかになってきました。

さらにUVAには、
メラニン色素の生成を促す働きがあり、
肌が黒くなる日焼けを引き起こします。

肌を黒くしたくない方は
UVA対策がオススメです。

■UVB

次に、UVB(紫外線B波)ですが、
肌の表層部分に急激なダメージを
与える特徴があります。

日光浴などで肌が赤くなる日焼けの
主な原因となる紫外線とも
言われているのです。

肌表面の細胞を傷つけたり、
炎症を起こすので、
皮膚ガンやシミの原因にも。

普段から日傘を使うなど、
直射日光に当たらないように心掛けるだけで、
ある程度防御が可能です。


ここまで紫外線とはどんなものなのかを
詳しく見てきましたので、
次は実際に、どんな日焼け止めが
オススメかをご紹介しましょう。

pixabay

日焼け止め(UVケア)の「SPF」はUVB、「PA」はUVAを防ぐ度合いを表す

市販の日焼け止め(UVケア)には、
「SPF」と「PA」という指標が
表記されていることを
ご存知でしょうか。

SPFは「UVBを防ぐ強さの度合い」、
PAは「UVAを防ぐ強さの度合い」を表しています。

もう少し詳しくご紹介すると、
SPFは例えばSPF20など、
数字を用いて表記されています。

この数字は、
「日焼け止めを塗っていない肌と比較して
日焼け止めを塗った肌に
同じ強さの紫外線を当てた場合に、
肌が赤くなるまでの時間が何倍かかるか」
が示されているんです。

例えば、
「何も塗らずに肌が赤くなるまでに20分かかる」
としたら、
「SPF15の日焼け止めを塗ると、
赤くなるまでに20分×15=300分かかる」
という意味になります。

SPFの数字が大きくなるほど
肌が赤くなるまでの時間が長い、
つまりUVBの遮断効果が高い
ということが言えるでしょう。

次にPAですが、
これはUVAを防ぐ目安のこと。

「PA+、PA++、PA+++」の3段階があり、
+の数が多いほど、
UVAの遮断効果が高いことになります。

では、SPF、PAどちらも
数字の高いものが良いのでしょうか。

pixabay

日常生活の外出時はSPF15〜20、PA+の日焼け止めで十分!シーンに応じて使い分けを♪

SPF、PAの数値が高ければ高いほど
日焼け止め効果が高くなりますが、
効果が高いものは肌に必要以上の負担を
かけることになる場合もあります。

環境省の「紫外線保健指導マニュアル」によると、
日焼け止めは常時効果の高いものを使用するのではなく、
生活の中のシーンによって
使い分けると良いとされています。

使い分けの例は以下の通りです。
・日常生活の外出時
 :SPF15〜20、PA+
・屋外での軽いスポーツ、レジャー等
 :SPF15〜30、PA++
・炎天下でのレジャー、リゾート地でのマリンスポーツ等
 :SPF30〜50、PA++〜PA+++
・非常に紫外線の強い場所や紫外線に敏感な人等
 :SPF50〜、PA+++

ぜひ参考にしていただき、
どこで何をするかによって
日焼け止めを使い分けることで
日焼け対策と肌の保護の
両方を実現してみてはいかがでしょうか。

photoAC

日焼け止めは塗り直しが肝心!!

日焼け止めは一度塗って終わり、
という方もおられるのではないでしょうか。

実は汗を拭いたり、手で擦ったりすると
日焼け止めが落ちて
何も塗られていない状態と
同じになってしまうんです。

そのため、
日焼け止めの効果を十分に得るには、
適切な塗り直しがとても重要。

基本的には2〜3時間に1回の頻度で
塗り直すことをオススメしますが、
「落ちたな」と思ったら塗り直すのが良いでしょう。

顔にメイクをされている方は、
メイクの上からでも使える日焼け止めで
定期的に塗り直すことをオススメします。


これから更に暑い季節がやってきますが、
大切な身体を守るためにも
紫外線を上手く防ぎながら
肌も心も健康に夏を楽しみたいですね。

『つばき〜TUBAKI〜』は
皆様のお役に立つ情報を
今後も発信して参ります。

ぜひお手隙の際に
チェックしてみてください。


参考資料
TDK
ロート製薬

『食べられるよもぎ蒸しサロン 
つばき〜TUBAKI〜』

住所:〒530-0047 
大阪市北区西天満2-10-10
ACN西天満401 デイリーヤマザキ裏手
営業時間:平日11:00~20:00
TEL:050-3637-9606

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