よもすがら

1994年。この空間は、無目的、無制限、無計画。

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1994年。この空間は、無目的、無制限、無計画。

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無目的、無制限、無計画

キリン研究者・郡司芽久の著書『キリン解剖記』(2019)という本の終盤に、博物館の存在意義が述べられている。それが「無目的、無制限、無計画」という3要素だ。 博物館は、必要になるかどうかはわからないけれど、いつか必要になる人が出てきたときのために保存する場所であるという。それも、同じように見えるものであっても何個でも何種類でも。なぜなら、いつの日か科学が進歩して、現代では同一視されているものが異なるものとして識別される日が来るかもしれないから。 だからすぐに誰かが必要として

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