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映画「響-HIBIKI-」を見て、心に響いた話。

最近、『ビビビーッ』と来る映画を見ました(Netflixですけど)。

『響-HIBIKI-』というタイトルです。


■キャスト■

鮎食 響  :平手 友梨奈
田中 康平 :柳楽 優弥
山本 春平 :小栗 旬
花井 ふみ :北川 景子
祖父江 凛夏:アヤカ・ウィルソン  他


一言でストーリーを話すと、
「小説の世界に、突然、15歳の天才少女が現れた」
という感じです。

どこにでもあるような話ですよね。

じゃあ、何が凄いのかというと・・・
その天才少女の「物事へのこだわり具合」が、とんでもなく極端に振り切ってるところです。

過剰すぎるとも言えるような正義感や自論で生きていく様に、びっくりするとともに、学びが沢山あります。

もちろん、この少女の言動を今の社会でそのまま実践したら、即アウトだと思いますが、「社会の常識」という「ものさし」で生きている大人にとって、どこかに置き忘れた大事なものを思い出させてくれるような映画だと思います。

主人公である「鮎食 響(あくいひびき)」の名言だと思われるものを集めてみました。

名言①「世の中がどうとか誰が言ってたじゃなくて、あなたの意見は?」


某TV局の方が、社会の一般常識というものを振りかざしながら、響(ひびき)に詰め寄った時の名言です。

世の中には、虎の威を借りるかのように「皆が言ってるから」という前提で、人をコントロールしようとする人がいるような気がします。

それに対して、「あなたの意見は?」と、真っ向勝負を挑む響の姿には、学ぶものがありますね!


名言②「ちゃんと読んで判断しなさい」「そうじゃないと卑怯よ」


自称天才を気取ってる20代後半の男性が、15歳である響を見下し、挑発した際に誕生した名言です。

「若い人が、まともな成果物を作れるはずがない」という考えを、一蹴するかのような響の名言ですね。

見た目や年齢で判断するのではなく、成果物を見て判断することって大切なことだと思います。

世の中には、
新聞、TV、YouTube、SNS等で、沢山の情報が飛び交っています。

その中には、真実の情報もありますし、もちろん、誰かに意図的に作られた情報もあると思います。

自分の目で、真実を見極めることが大切ですね!


名言③「10年やってダメだったなら、11年やればいい」


10年チャレンジして芥川賞を取れなかったことを理由に、踏切で電車に飛び込もうとしている男性を引き留めたときの名言です。

10年やってダメなら11年。たしかに・・・と思います。
正論だという方も多いと思います。
でも、実際のところ、その通りなんですよね。

「成功とは成功するまでやり続けることで、失敗とは成功するまでやり続けないことだ」 松下幸之助

パナソニックの創業者である松下幸之助氏も同様の言葉を残していますね。


名言④「まだ傑作を書いた覚えはない」


名言③「10年やってダメだったなら、11年やればいい」の後に、さらに続いて誕生した名言です。

芥川賞を取れないことを理由に電車に飛び込もうとしていた男性は、目の前にいる少女が、実は、芥川賞と直木賞をW受賞した「鮎食 響」であることに気付きます。

そこで、響が、こんなことをいう訳ですよ。

『駄作しか書けないから死ぬ?』
『バカじゃないの』
『太宰も言ってるでしょ。小説家なら傑作1本書いて死ねって』
『私は死なないわよ』
『まだ傑作を書いた覚えはない』

正直、『おいおいおい~!』と思いました!

『お前、芥川賞と直木賞を最年少で受賞しただろ?』と思わず、突っ込みを入れちゃいました!

「芥川賞と直木賞を最年少で受賞」すると、たいていの方は、満足しちゃいますよね。

でも、「まだ傑作を書いていない」と言う・・・。

目が覚めたような思いがしました。

自分自身の願望をどこに設定するかによって、人生のゴールが決まるのだと思います。

「チャレンジして達成する度に、願望を張り替え、努力の基準を引き上げていく」

そんな生き方、最高ですね!

今日も全力を尽くします。

向山雄治
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