第五回日本翻訳大賞/推敲ライブ

第五回日本翻訳大賞

土曜日は、日本翻訳大賞授賞式。年に一度のめずらしくまじめにやる司会進行役(まじめにやっておるのです)。演奏あり、朗読あり、トークあり、座談会ありの愉快な授賞式も、五回目。やー、今回、いきなりオープニングテーマの演奏で、なんかグッときてしまい、進行役がいきなり泣き出すみたいなハプニングになりそうだった(泣きはしなかった)。受賞者との座談会で、柴田さんがビデオメッセージの著者の背後の本棚の本をすかさずチェックしていたのがすごかった。
木下眞穂さん(『ガルヴェイアスの犬』ジョゼ・ルイス・ペイショット)、木原善彦さん(『 J R 』(ウィリアム・ ギャディス)おめでとうございます。

推敲ライブ

土曜日夕方からは「宣伝会議編集ライター養成講座米光クラス」の講義。受講生の原稿を、目の前で推敲して、その推敲の過程を見せる回。ここを直して、でもここ直すと、こうなっちゃうから、こっちも直して、いやいや、構成がそもそも、ああ、ここを直すだけでいいか、いやいや、みたいな推敲するときに「どう迷うか」を見せることが眼目なのだが、今期はみんな原稿がうまいので、内容に関するクリティカルな構成とかピックアップの仕方を指摘する感じになって、「迷う」部分があまり見せられなかったかなー。
推敲ライブやった後はめちゃ疲れる。

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