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『儀式フェス2』 

予約スタートしています。

『儀式フェス』の第2回目。
儀式のフェスってなに?ってなっちゃうだろうけど、簡単に言うと「演劇とゲーム」の間のエンターテインメント。
もう少しかっちりと定義すると「儀式長が説明するルールと段取りに従って進行し、みんなで、喜びや怒りや哀しみや楽しみを共有する短い時間の場」です。

ゲームの側面から考えると「勝ち負けがないゲーム」。演劇の側面から考えると「参加型の演劇」。と言えるかもしれない。

結婚式、成人式、人狼、マーダーミステリー、イマーシブシアター、参加型演劇、ワークショップ、TRPG、ジャーナリングRPG、リアル謎解きゲーム、ストーリーテリングゲームなどなどを周辺に睨みながら、新しいエンターテインメントとして儀式を立ち上げようという試みです。

PARA神保町という場で、「ゲームと演劇の間をつくる/儀式制作講座」というワークショップを米光一成が行っていて、「儀式フェス」は、その成果発表でもある。

「ゲームと演劇の間をつくる」の解説文を引用する。

ゲームでもあり演劇でもある何か「ゲームと演劇の間」をつくるワークショップです。
参加型演劇、イマーシブシアター、リアル謎解きゲーム、いまだ的確な呼び名がないので、ここでは、それを便宜上「儀式」と呼びます。
講師の米光一成はゲーム作家。「ぷよぷよ」「BAROQUE」「はぁって言うゲーム」「あいうえバトル」「変顔マッチ」「言いまちがい人狼」などコンピュータゲームからテーブルゲームまで幅広く作っています。
また、アーツ千代田3331で9日間にわたって開催された「これはゲームなのか?展#2」のなかで、一日におよそ18公演。トータルで108公演、『記憶交換ノ儀式』を執り行いました。およそ540人の記憶を交換する儀式となりました。

で、「儀式フェス2」です。
米光は、『記憶交換ノ儀式』を執り行います。
どんなもの!? っていうのは、体験してのお楽しみ。とはいえ、ちょっとだけ。 #記憶交換 を見ると感想などのツイートがあるのでのぞきみできるかも。

他の儀式を紹介します。

今井俊介儀式長による『名前で呼ばれた人たち』は、葬儀の参列者として、故人の他己紹介を構築していくゲーム演劇。自分自身で考え語ることで他者を体験する儀式になっています。

島影真奈美儀式長による『人生会議ーかぞくのじかん』は、架空の家族となって自分たちが立ち上げる物語を体験してもらう儀式になっています。

浦丸真太郎儀式帳による『愛のエコー写真』は、予約不要でふらっと体験できる、愛と傷とエコーと写真にまつわる儀式。

吉田高尾儀式長による『ハメツ12回』は、サイコロを使ったもっともゲームっぽい(といっても、もはや勝利とは何かすらわからない)儀式。

鈴木正也儀式長による『空を広げる儀式』は、他の人とゆるやかにつながりながら、自分と他者がどんなふうに世界を覗いているかを体験する儀式。予約不要です。

と、バラエティ豊かな儀式が取り揃っています。
追記*ニルギリ儀式長も緊急参加(予約不要の儀式です)!

どの儀式も30分程度で、むずかしいものではありません。手ぶらできてもらって、あとは儀式長にゆだねてもらえれば、楽しい体験となるようになっています。

場所は、PARA神保町。東京都千代田区神田神保町2丁目20−12の2階。

ぜひ、予約して儀式を体験してみてください。

3/25に儀式長のトークをスペースでやりますよー!



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