しずかなインターネット
ちょうどそういうのほしかった。っていうところに出してくれるのがさすがですね。
catnoseさんは、本当にデザインと細かいところへの配慮が素晴らしいなと思ってるんですけど、個人的には「文章」がやべーと思ってます。
何気ないサービス紹介ですけど、この文章書ける人はそうそういないだろうなぁと思うんですよね。無駄がないし柔らかいしちゃんと伝えること伝わってるし、さらっとしてる文章かと思いきや突如光るワードセンス。
とりあえず気づいたことを書き出してみると、
1文が短い。
読点はなるべく少なく。
漢字はなるべくひらく。ひらがな多め。
フォントが柔らかい。
やわらかいのにふわっとした表現がない。
これだけ見るとなんかとっても普通のことみたいだ。
1文が短い。
基本的に2行で収まっている。それ以上の場合は分けている。
これは、結構意識的に余計なものを取り除いているんだと思う。
例えば、今この文章を書いているときに、自分は、
「基本的に長くても2行で収まっている。」
と書いた。
この「長くても」は話してるとついつい言っちゃうけど、情報として不要なもの。なので、
「基本的に2行で収まっている。」
と書き直した。
みたいなことを結構意識的にやっているはず。
読点はなるべく少なく。
これは、1文を短くすれば自然と少なくなるものではあるけれど、さらに減らすようにしてるんじゃないかと思う。
例えば、
「このメールは1週間で1度だけしか送られません。」
「また、タイムラインページから購読中の筆者の更新情報をチェックすることもできます。」
この様な文章は、何も考えずに書いてると、
「このメールは、1週間で1度だけしか送られません。」
「また、タイムラインページから、購読中の筆者の更新情報をチェックすることもできます。」
みたいに読点を打ってしまいがちになる。これが完全にダメかと言うとそうではないのだけれど、最近は読点を打ちすぎると、読むリズムが突っかかってしまって読みにくいのではないかと思う様になってきた。
やっかいなのが、書いているときには読点打つ方がリズムがよかったりする。なので、書く人から読む人にモードを変えて読み返すことは大事。
漢字はなるべくひらく。ひらがな多め。
普通に文章を打って、何も考えずに変換しているともっと漢字は多くなるはずなので、意識的にひらいてる(ひらがなにしてる)んだと思います。
とにかく読んでいて詰まってる部分がないですよね。全体がシンプルだから自然とそうなると言うのはもちろんあるでしょうけど。
フォントが柔らかい。
フォントは GenJyuuGothicLというのを使ってるみたいです。デフォルトに比べて少し空気を含んでいる感じで、詰まりがなくなりますね。
やわらかいのにふわっとした表現がない。
サービス説明なので当たり前ではあるんですけど、「これはこうです。」と全て言い切ってる。これはですね、意外とできないんですよね。ちょっといい例が出てこないですけど「だと思います。」みたいな表現を使ってしまいがちなんですよね。
自身がないから逃げ道作るみたいな。
ただこれやってしまうと伝えたいことがまっすぐ伝わらなくなってしまうんですよね。かえってわかりにくくなる。気持ちはとってもわかるんですけど。
もう少しなにかありそうなんだけど、思いつかないのでこの辺で。
とりあえず、何も考えずに書ける文章じゃない気がするのだけどどうなんだろうな。
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