4/10に行われる韓国の国会議員選挙。それに先駆け昨日、3/27から4/1の間は、選挙人登録を行った在外国民が投票する期間となっております。
在外国民は比例区のみに投票を持ちますが、中央選挙管理委員会のサイトで発表されている主だった政党の公約の中で、政策と目標について日本語訳を作ってみました。ファイルにまとめましたので、ご興味ある方、時間のある方、ご覧ください。文字が細かいので、パソコンで見ることをお勧めします。

翻訳のトレーニングも兼ね、翻訳機に頼らず訳してみました。日本では使わない表現、いわゆる業界用語も多々あり、色々調べながらやってみました。お時間ある方、翻訳間違いご指摘ください。今後の語彙力強化に役立てます＾＾

備考欄も設け、自分なりに補足も加えてみました。

前回の選挙と比べ、各党とも南北関係を統一問題や安保に絡めた提言が薄い、あるいは、全く言及がないところが印象として残ります。
韓国本土では、南北関係への関心が薄く、イシューとなっていないという話を、本土に住む方、留学生からと、何度か見聞きしておりましたが、それが公約にも表れているようです。

各論では、方針や戦略が当然あるとは思うのですが、公約は政党の立場表明だと理解しています。情勢は日に日に緊張感が増しているはずです。朝鮮半島にルーツを持つということもさることながら、地政学的に近い日本で暮らす者として最重要テーマである南北関係に対する立場表明がないのは、正直寂しいと思いますし、いつも以上に選びにくい選挙になりました。また、在外同胞にとって本土の選挙は、より対岸の出来事と感じるようになるのではと思いました。