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合理的な髪型・・・考えてみた


髪を伸ばして、後ろで束ね、オールバックにしたら、お客様に胡散臭いと言われた。不本意。

そこで、そもそも合理的な髪型とは、如何なるものであるか、考えてみた。
考える前提は、文化的要素を考慮しない自然状態とする。
なおかつ、自然は不必要なものは作らないとする。

髪の効用はなにか。
まず、暑さ寒さからの防護が考えられる。
それと、外傷、外敵からの体の防御。
これを基準に考える。

さて、人間の髪というのは、どれくらい伸びるものか。
世界記録では、どうも5mくらいまでの髪の人がいるらしい。

しかし、これは例外で、普通平均すると、年間12cmくらい伸び、7年くらいで抜けるらしい。したがって、伸びても90cm弱ということになる。

とすると、腰の下あるいは、臀部の下あたりまで来ることになる。
これが、散髪等をせず、自然に放置しておいた時の状態。

さて、これは合理的な髪の長さか?
自然界には、自分の髪を切るような動物はいない(多分)。
だから、これが人間の本来的な髪の長さだとも言える。

しかし、なぜ、こんな長さが必要だったのだろうか。
だいたい、こんな状態で生きていけるだろうか。
原始時代、狩猟採集生活をするとき、これでは、長すぎて活動し難い。

だってそうだろう。
これだけ長い髪だと、藪では小枝にひっかるし、地面に伏して獲物を狙うにも邪魔だ。効用よりも、デメリットの方が大きい。

となると、考えられる結論は、原始人の髪はそんなに長くなかった。

ではどれくらいの長さだったのだろうか。
暑さ寒さを防ぐという観点からは、少なくとも首筋はカバーしていただろう。具体的に言えば、下を向いても首筋が露出しない長さ、つまりは、肩甲骨の下あたりまで。

前髪は、目にかかると不都合なことが多い。
となると、眉毛の上あたり。
おかっぱの前髪が理想的。

これをイメージしたら、ダースベーダのヘルメットみたいになった。
これが、合理的な髪型なのだが・・・



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