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反乱軍

お茶、と言ったらお茶が出てくるものだと思ってた。
食器を洗うのが面倒だからと、シンクに放り込んだままにしておいた。

ある時、気づいた。
お茶は誰が淹れる。
食器洗いの面倒臭さは、誰が負担している。

ヨメ・ハン皇帝だ。
こりゃ、まずい。

面倒なことを全部ヨメ・ハン皇帝に負わせて、それで反乱軍などと片腹痛い、どの口が言っている。

それから、面倒と感じたことや、嫌なことだが誰かがやらねばならないことは、自分がすることにした。
ムキになってでもやる。

そうでなければ、反乱軍の矜持が吹き飛ぶ。

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