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痩せた話 〜第一幕〜

この1年で、体重が15㎏減りました。
現在の体重は、大学時代(20歳頃)以来と思われるので、
四半世紀以上、重たい身体と生きてきました。

15㎏というのは、言い換えれば、
5㎏のお米3袋分が身体から消えたわけです。
相当軽くなった実感があります。

日常を振り返ると、例えば、
駅では、エスカレーターの列に並ぶのではなく、
階段を使うようになりましたし、
家の中では、掃除をする時など、軽やかに動けるようになりました。
日々、あらゆる面で、行動が素早くなりました。

また、食べる量も減りました。
無駄な食費が減りました。

着るもの全てのサイズが合わなくなり、
総買い替えで出費が嵩んだのは、うれしい悲鳴です。

体重減のきっかけは、2022年7月に、
蜂窩織炎と痛風発作を併発したことです。

特に痛風については、社会人1年目の健康診断で、
尿酸値が高いことが判明していましたが、
その後、四半世紀の間、発症しなかったため、
尿酸値が高い体質なのだろう、と勝手に解釈し、油断していました。

この痛風の痛みや辛さは、言葉では表現が追いつかない。
とにかく痛い。歩けない。

特に、トイレが辛過ぎました。
赤ちゃんがハイハイする感じで這って行くのですが、
そこから立ち上がって、便座に腰掛ける。で、終了後に、逆の動作で戻る。

この一連の動きが一日数回発生するというのは、苦痛でしかなかったです。
「このまま治らなかったら…」と思うと、
絶望感しかないレベルでした。
約2週間、こんな生活でした。

ただ、"怪我の功名"とはよく言ったもので、
痛風になったことで得たものも多く、
それが、痩せた話に繋がっていきます。

【得たもの①  歩けることの価値】

毎日歩けることは、当たり前ではない。
実は、すごいことだ…!と気づきました。
歩けない老人にはなりたくない、と、
本気で思いました。

【得たもの②  家族の価値】

通院・食事・トイレ・入浴など、
歩けない間、どれをとっても一人では何もできず、
家族に支えてもらうばかりでした。

家族が被った時間や気持ちやストレスを考えると、
この先、再び介護させるようなことになってはならぬ、と強く思いました。

【得たもの③  体重減】

食べる気力が全く湧かず、2週間、ほぼ寝たきりでした。
気づけば、7㎏痩せていました。

社会人となって以来、健康診断のたびに、
「体重を落とせば、数値的な問題は全て改善する」
と言われ続けてきました。

「せっかく減ってきた体重、ここでリバウンドしては勿体ない」
と、本気で思い、
まず実行したのは、体重計の購入と測定。
毎日測るようになったのが、2022年8月。
1年が経過しました。

第二幕へ続きます。

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