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他人に対する心のざわざわは、本来、自分が望んでいる行動?

嫌いな行動はあるかもしれないけど、嫌いな人はと聞かれると、あんまりいないなぁと思ってきた。
「あの人無理!」ときっぱり言える先輩を見て、少し羨ましくもあったくらい。
自分は、良くも悪くも「嫌われたくない」という気持ちがあるのか、一歩踏み込んで意見を言ったり、あからさまに不機嫌になったりすることを避けていたんだと思う。

そんなことを思うようになったのは、先日まで受講していたTHE COACH ICP 応用Bコースの影響。
影(シャドウ)を自覚するワークを通して、これまでの自分の他人に対するざわざわを言語化することができてきた。
同時に、ざわざわの奥には自分の「本当はそうなりたい」という願いがあったのだと自覚させられた。

今回はこれまでの経験をもとに、講座での学びを言葉にしておきたい。


ビーウィズ・コーチングとは

応用Bコースでは、THE COACHが提唱する「ビーウィズ・コーチング」について学んでいきます。

無意識的に感情に蓋をしてしまったり」という部分が個人的にグサッと刺さり、これまでの過去を丁寧に思い起こすきっかけをもらった気がしました。この辺りはまた別の記事で扱いたいなぁと思っています。

今回記事にしているのは、心の中の暗部とされる影(シャドウ)について。
これまで、自分自身から排除、拒絶、抑圧してきたものであり、ざわざわ・イライラといった感情を引き起こします。
冒頭で触れましたが、自分自身、嫌いな人って言われるとすぐには思い浮かばないけれど、ざわざわ・イライラの経験はあるなぁと思いながらワークを進めていきました。

何にざわざわを感じるのか

ワークの中で取り扱った自分のざわざわは、「(特に目上の人に対してタメ口を使うなど)相手に対して敬意を感じられない関わりをしている」「期限のあるものやイベントごとに向けて、計画的に物事を進めようとせず行き当たりばったり」の2つ。

一つ目については、特に高校時代の経験が大きく関わってきているように感じます。上下関係がはっきりしている部活で過ごしてきた自分にとって、年齢、立場のようなものが無意識的に刷り込まれているのだと感じました。

二つ目については、性格的なものもあると思いますが、割と神経質なところがあるのでそう感じてしまっていたのだと思います。

個人的にはシャドウの特徴、「排除」「拒絶」「抑圧」の中だと、抑圧に近いのかなぁと感じていますが、そこを自覚することが第一歩でした。

シャドウは個性の源

ワークの後にリード(講師)の方が言っていた、この「シャドウは個性の源」という言葉が印象的だったので書き残しておきます。

意味としては「シャドウに無自覚だと不適切な形でエネルギーが発揮されるが、自覚することで活かしやすくなる」ということだったと記憶しています。

自分の場合、「相手に敬意を感じられない関わり」に対するざわざわが、人との距離を詰めすぎないことに繋がっていました。
無自覚に作られた見えない自分の間合いがあってそこに踏み込まれたくない、きっと相手も同じだろうといった思い込みがあったのだと思います。

ざわざわの奥にある願いを丁寧に見ていくと、(特に年上の人に対して)グイグイと距離を縮めている人が羨ましく感じてきました。
(自分から見て敬意を感じられるかは別として)そのような関わりが自分にはできないと思っていたからこその感情だったのだと気付かされました。

この自覚が生まれたことで、これからそういった行動をしている人への眼差しが変わってくるのはもちろん、自分自身の行動の選択にも変容が起きていきそうです。(キーワードとしては、「いい意味で失礼こかせてもらう」でしょうか。)

あとがき

シャドウと向き合うことは、どちらかと言えば負の感情を扱うことになるので、気持ちいいとは言えません。でも、その気持ち悪さの海の中に意図的に沈んでみることで、浮上した時に見える景色が変わってくるのだと思いました。

さて、THE COACH ICPも応用Bコースを修了。
次回は最後のインテグレーションコースに進みます。認定コーチ(CICP)、そして国際コーチング連盟認定資格であるACCを一旦の目標として、コーチングの探究の旅がまだまだ続きます。

4月に転職し、GW前の引越しもひと段落したので、まずはインテグレーションコースの参加条件に書かれている有償クライアントを募集するとこから始めていこうと思います。(少しでも興味のある方はご連絡いただけると嬉しいです。)

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!


※一つ前の応用Aコースの振り返りnoteはこちら

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