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こだわりと寝返り(生後4ヶ月目の日記)

次男、生後4ヶ月目。

予防接種ラッシュはあらかた終わり(あとはBCGを残すのみ)、集団で受ける3~4ヶ月乳児検診も行ってきた。

毎日一緒の姉兄と比べるととても小さく、一瞬、存在を忘れてしまうことはあるけれど(おいおい)、泣き声は誰にも負けずひときわ大きい。まるで「ぼくはここだよ!」と主張しているかのよう。

そんな、個性が際立ってきた生後4ヶ月目の息子の成長を、思いつくまま日記に残したいと思う。

1.こだわりが強い(気がする)

出産入院中はまったく母乳が飲めず、そのまま退院した次男。結局、ずっとおっぱい拒否だったため、生後1ヶ月までは搾乳した母乳と粉ミルク。それ以降はミルクオンリーへと落ち着いた。

そこで、私にとっての今年いちばんのニュースはこちら。

よし、令和の子育ては「液体ミルク」でいこうじゃないか。

ドラックストアに出向き、液体ミルク数個を意気揚々ともちかえり。

けれども。

何ということでしょう。液体ミルクを飲ませようとすると、まさかのギャン泣きする息子。断固、母乳拒否だった新生児期がフラッシュバックする私。

え?液体ミルク、NG??もしかして・・冷たいの気にしちゃうタイプ???

(飲みたくないときは、体を反らせて)

補足すると、液体ミルクは常温のまま哺乳瓶に移して飲ませる。ミルク温度は、気候にも左右されるけれど、粉ミルク調乳の目安温度である「体温」よりは、やや冷たい。

ただ、上のふたりのときは、少しくらいぬるいミルク(それこそ常温以下でも)でも気にせずに飲んでいたはず。

まさか、ねぇ。

試しに、液体ミルクを湯煎して「ひと肌」まで温めたところ、息子はこっこっこっと勢いよく飲みはじめた。

そういうわけで、3回目の赤ちゃん子育てにも関わらず、新たに発見したことといえば、「ミルクの温度許容範囲が、ごく狭な赤ちゃんがいる」ということ。

息子の場合、少しでもミルクの温度が下がると、途中でも飲むのをやめてしまう(温めなおすと、また飲むのを再開する)。

(マグカップで湯煎しながら適温をキープ)

むむむ。こだわりが強い(気がする)!!

2.マイペースに成長中

正産期にはいったばかりの37週目に産まれた息子。体重は2500gに一歩とどかず、母子手帳には「低出生体重児」の文字。ごつごつと骨ばった体、うまく母乳を飲むことができない小さなお口。

そんな4ヶ月前の記憶も、あっという間に遠く過ぎ去り、季節は冬から夏へ。

先日、汗だくになりながら、生後4ヶ月目の赤ちゃんが集まる乳児検診へ行ってきた。

会場には、40~50人ほどの赤ちゃんが勢ぞろい。見渡すと、すでに首がすわっている子が大半で、ふっくら大きく、にこにこしながら手を伸ばす赤ちゃんたちが目にとまる。

一方で息子。体はまだ小さく(体重は5キロちょっとだった)、完全に首が座ったとは言えない。目の開いている時間だって、なんだか少ない気がしている。

(お、おきてる??)

成長に対する不安がそこはかとなく漂い、かれこれ2ヶ月以上、頭から離れなかった。

…ということを、検診では小児科医の先生、保健師さんに、とつとつと話したところ。

「お母さん、この子のペースでちゃんと成長していますよ。体重だって倍になりましたしね~」

との言葉。ひとまず、また一ヶ月後に成長経過を観察しましょう、ということになり、乳児検診は終わったのだった。

3.ね、寝返り……した!!!

赤ちゃんの成長に対する不安の風船は、日によってパンパンに膨れて破裂しそうになったり、はたまた「気にしすぎかなぁ」と萎んだり。

ただ、子育て歴5年で分かったことといえば。

子どもって、急に!急にできるようになるからっ!!

生後4ヶ月目も半ばを過ぎた頃。

息子に対して、「お、そろそろ首がすわってきたかな?」と思いはじめたとほぼ同時期。ぐぐぐ…と体を大きく反らせる動作がでてきた。

もしかして、そろそろ寝がえり!?

息子がしきりに寝返りチャレンジを開始したのは、6月中旬の日曜日。幸いにも、休日だった夫とふたり、今か今かと決定的な瞬間をまつ。

しかしながら、わが家にはやんちゃ盛りの姉兄もいるもんだから、「赤ちゃんのまわりで走り回らないの!あっちの部屋で遊んでおいで!!」と、わちゃわちゃしていたところ。

(ああああ、寝返ってる!!)

夫も私も目を離したすきに、静かぁにはじめての寝返りを成功させた息子。ちょっと苦しかったのか、目が合うと「ふんぎゃ~」と泣きはじめた。

さて、それから3日ほどで、

① 軽やかにくるんと寝返り
② 寝返りからの寝返り(仰向けにもどる)
③ ほっぺツンツンでにんまりと笑う

などなど、成長の階段を一足飛びで駆け上がった息子は。

寝る姿だって姉兄とほとんど一緒。とっても様になってきた。

さあ。

いよいよ、生後0~4ヶ月目の低月齢の頃がおわり、息子はもうすぐ生後5ヶ月となる。はやければ、離乳食を開始する月齢だ。

離乳食は、「どろどろご飯はやだよ~」とばかりに大泣きしちゃう?うーん、きっとするだろうなぁ。

この子は、これからどんなこだわりを私たちに見せてくれるんだろう。

不安なような、でも、楽しみのほうが100倍つよい、今日この頃。

(次回は、笑った顔も写真にとりたい)

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