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行くまでに 2年かかった 喫茶店

「珈琲のフルコースを出すお店があるらしい。」
そんなウワサを東京に出てきて初めて聞いた。
そのお店の名前は

KOFFEE MAMEYA Kakeru


清澄白河駅の近くにあるお店。

行きたいなーと思いつつ、値段と完全予約制というのがネックで中々行けなかった。

今度こそ!
と思って珈琲仲間を誘ってお店に行ってみる事に。

店内に入ると目の前のショーケースに豆がズラリ。
よくみると、日本一周中に福岡で出会った「豆香洞珈琲」さんの豆もありました!
あのお店、すごい所だったんだなぁ。


なんとも見づらい写真ですが、、

カケルのメニュー

1杯目から
1.コールドブリューのモクテル
2.ミルクブリューのモクテル
3.ドリップコーヒー2種
4.ミルクブリューコーヒー×チャフを使った酢のモクテル

言葉では絶対に伝わらないので順に解説していきます!


1.2コールドブリューと、そのモクテル

まず出てきたのは、エチオピアの豆を使ったコールドブリュー。写真左側。
「こんなにクリアないい味がでるんだ。」と、抽出技術の高さを見せつけられた一杯。ぜひとも家でもこんな味を作りたい。

右側はそのコールドブリューを使ったモクテル。(ノンアルコールのカクテル)
コーヒーの果肉部分である「カスカラ」を使ったお酢の入った、サッパリとした珈琲でした。
この店で出るから美味しく感じるけど、
初めて行く店でこれを出されたら沢山の???で頭が埋まりそう、、、

美味しかったです。


3.ミルクブリューとナッツ入りシュトーレン。

去年の夏からミルクブリューをよく聞くようになってきてたけど、まだ飲んだ事はなかった。
こんなに美味しいんだ!

まさにロイヤルミルクティーの珈琲版!
これは流行りますわ。
美味しい。


4.ドリップコーヒー2種

グァテマラとエチオピアを一杯ずつ出してくれた。
どちらもおそらくウォッシュト。
それをV60でサッパリと香り高く入れてくれた。

普段飲まないタイプの珈琲だったけど、淹れる手際の良さ。迷いのなさ。
魅せる抽出」とはこう言う事だなぁと改めて思う。
冷めても美味しい。


5. ミルクブリューコーヒー×チャフを使った酢のモクテル

3杯目に飲んだミルクブリューに、
焙煎後に出てくるチャフを使った酢を混ぜて、牛乳の成分を凝固させた上澄みを頂くモクテル。

体に良さそうな酸味と、それでもきちんと珈琲として提供される不思議さ。
自分の世界観が一気に広がった一杯でした。

珈琲=ドリップコーヒー。
ギリギリアメリカーノ

と思っていたけど、チャフも珈琲の一部なんだ。
牛乳と砂糖を入れるだけがアレンジじゃないんだ。

この業界も、まだまだ奥が深そうです。

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