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十数年ぶりのハリー・ポッター

映画館で初めてハリー・ポッターの世界に出会ったあの日から、わたしはすっかり魔法世界の虜となりました。

それからは中学生・高校生・大学生とわたしの青春をハリーの世界と一緒に過ごしてきたと言っても過言ではありません。

しかし映画が完結したタイミングで、その後パタリと映画も本も再度手にとることはありませんでした。気づけばもう10年以上が過ぎていました。

ですが最近、ふとハリー・ポッターの世界にまた触れてみたくなったのです。こういう気持ちはある日突然現れるものです。

そこでKindle Unlimitedで読み放題となっている洋書を読みはじめたのですが、なにぶん進捗がとっても遅く、一度ざっとハリーの世界を振り返りたいと思うようになりました。

ハリー・ポッターの映画を動画配信で見られるか調べてみたところNetflixで全編配信されていることを知り、すぐさま再登録しました。

それからは隙さえあれば映画を見続ける日々。

当時映画館で見ていた時の記憶がよみがえったり、本で描かれている場面がカットされていることを思い出したり、放映当時の自分にタイムスリップしたように鮮明に当時のじぶんとリンクしていました。

しかしただ当時を思い出しただけではなかったのです。
今見ているからこそ気づくこと、受け取れるメッセージもあることを知り、そういう意味ではとても新鮮な気持ちでこのシリーズを楽しむことができました。

例えば、シリーズ3作目から監督が変わり映画の雰囲気もガラッと変わります。そのことは当時から気づいていましたが、シリーズ1・2作を見たときに音楽やその使い方にみょうにワクワクしたのです。

そのワクワクはまるでクリスマスの定番映画でありわたしの大好きなホームアローンシリーズを見ているかのようでした。

そこで気になって監督を調べてみると、なんとあのホームアローンを作った監督ではありませんか!

当時はまだ監督が誰であるとか、どんな風に表現されているとか、そういうディテイルには意識が向いていなかったのですが、今改めて見てみることでハリー・ポッターの世界のみならず、映画という世界についても広くキャッチできる自分になっていることに驚きました。

また、最終章へと進むほどにハリーとヴォルデモートとの戦いという大きなテーマの中に、友情だったり愛という、この人間界にも通じる大切なものを伝えてくれていることにも気づきました。

映画館で見ていた時にはいかに原作をうまく描いているか、俳優たちのビジュアルがどうであるか、などに重きをおいて見ていたことにも気づかされました。

ハリー・ポッターという世界は子供のみならず大人にとっても意味のある作品なんだなと思いました。

全編を見終えたいま、わたしはハリー・ポッタースタジオや舞台、そしてロンドンに行きたいなぁ!という気持ちが芽生えております。

大人になってもハリー・ポッターが好きでいいんだ!という思いで満たされています。

そして、放映当時も感じた原作のあれこれのカットについてやっぱり今回も心がうずうずしたので、引き続きKindle Unlimitedで原作を読み進めていこうと決めました。

過去に炎のゴブレッドを洋書で読もうとして挫折した経験があります。
なので今回は大人の趣味としてゆるりちまちまと洋書での原作読破を目指してみようと思います!Kindle Unlimitedになっているうちには読みきりたいです!がんばるぞ〜!


いつも読んでいただきありがとうございます☆