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【介護保険ってなんですか?誰が使えるの?③】

【介護保険ってなんですか?誰がつかえるの?③】

こんにちは。お久しぶりです!
介護の世界を笑顔にしたい
看護師のいなむら 江美です。

今日は介護保険のお話し③として
お話しします。

※前回の続き
要介護認定を受けて、サービスの開始に
なりますが、そのサービスには

1居宅サービス(在宅)
2施設サービス
が、あります。

今日は施設サービスについて
お話ししたいと思います。


施設サービスとは、公的な施設として

①介護老人福祉施設

(特別養護老人ホーム)

②介護老人保健施設

(老健)

③介護医療院

などに分けられます。

それぞれの施設で受けられるサービスや
利用可能な介護度が変わります。


①特別養護老人ホーム(特養)
高度な医療的なケアを必要としない方を入居対象とした施設です。、入居要件があり、原則「要介護3以上」とされています。
利用料金は収入に応じて設定があり、
介護度が高く介護施設に移住したいが
費用を抑えたい場合におすすめ
自宅での生活が困難の方(原則要介護3以上)
が食事、入浴、排せつなどの身体介護や
生活援助を受けられるほかお看取り対応が
可能です。
待機者が多く身体状況や家族の状況などを
加味して優先順位をつけて受け入れをして
います。地域差はありますが入居まで
時間がかかることが多いです。


②介護老人保健施設(老健)
リハビリを専門的に行う入所施設で、
病院を退院して在宅復帰するまでの
橋渡しをします。看護師が夜間も常駐し、
常勤の医師もいます。
医療面でのサポート体制も比較的整って
います。
自宅復帰を前提に医療ケアやリハビリが
できる施設です。
要介護1以上の高齢者を対象にして
自宅に戻って生活することを目的に
した入居施設。
食事、入浴、排せつなどの身体介護や
生活援助を受けられるほか、医療ケアや
リハビリなどが充実しています。
原則3~6ヵ月の入居と定められており、
お看取りは基本対応していません。


③介護医療院
介護医療院は2018年4月からスタートした、
長期療養のための医療を必要とする人向けの
施設です。
これまでもそういった人のための施設として
介護療養型医療施設がありましたが、
2023年度末を持って廃止されることに
なり代わりに新設されました。
今までは病院のイメージが強かったのですが、
比べて、レクリエーションや生活支援など
生活を豊かにするような趣向が強くなって
います。
長期の医療的ケアが必要な状況で入居施設を
探している場合におすすめです。
長期の療養が必要など重めの介護状態に
ある方(要介護1以上)を対象にした入居施設。


あれ?グループホームは?と思ったかた!
そうです、グループホームも介護保険が
使えます!
グループホームは、介護保険制度上では
「認知症対応型共同生活介護」と呼ばれ、
認知症の高齢者の方のみを入居対象とした
施設です。
入居条件としては、医師による認知症の
診断書があり、要介護認定で要支援2
もしくは要介護1以上の認定を受けている
必要があります。
「地域密着型介護サービス」として
あつかわれますので原則、施設の立地場所
と同じ自治体に住民票を持っている方のみ
が入居となります


特別養護老人ホームや介護老人保健施設など
公的施設の他に民間の施設でも
「特定施設入居者生活介護」(有料老人ホーム)
「認知症対応型共同生活介護」などと
入居者に提供される介護サービスがあります。

それ以外のサービス付高齢者向け住宅などは
通いではなくそこで生活をしますが、
介護保険制度としては、そこを住宅(在宅)
としてあつかいます。
※前回記事参考に。

【まとめ】

介護保険サービスを知りどんな風、
どこで生活をしたい、どんなサービスが
必要かを話し合い施設や在宅を検討して
いきます。
もちろん費用のことも考慮していきま
しょう。
介護が必要となると出来ない事に
目を向けてしまいがちです。
でも、出来る事ややりたいことを見つけて
一緒に笑える日々を見つけてほしいと
思っています。


私の願い
介護される人もする人も笑顔を社会!
のんびり発信頑張ります!

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いなむら 江美

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