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スプラトゥーン2で絶対に叩き込みたい立ち回り(基礎編)「S+からX企画#1」

Twitterを見ていると
「味方が弱すぎて、Xに上がれない!」
「S+から抜け出せない(泣)」
「ちょっとやらないだけで勝てなくなった…」
などというスプラトゥーンの悩みのツイートをよく目にします。

しかし、本当に勝てないのは"味方"のせいなのでしょうか。
その答えは"No"で、本当に実力がある人は味方運関係なく上へと登りつめていきます。
その答えは必ず、"立ち回り"にあります。今回は、その立ち回りについてお話していきたいと思います。

目次…
1.基本的な状況を知ろう
2.エリアの取り方
3.前線の上げ方
4.ラインを上げられた時の対処の仕方
5.ピンチ状況での有効なスペシャル
6.必ず抑えておきたいポイントのまとめ

1.基本的な状況を知ろう

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ここからは手描きのイラストも交えて説明していこうと思います。

ナワバリバトル、ガチエリア、ガチヤグラ、ガチホコバトル、ガチアサリと様々なルールがありますが、常に意識して欲しいことはステージ(エリア)の真ん中に線をひいて、その後ろ側が自陣、前側が敵陣になるということを常に意識しておきましょう。

ガチエリアの序盤でエリアの取り合いが起こる時は、この真ん中の線が均衡に保たれているということを意味します。
つまり、この均衡を崩せたり崩されたりしてしまうとエリアが取れたり取れなかったりするわけです。

この均衡が崩れる時と言うのは、自陣の場合
・キルを取った時
・敵が後ろに下がった時
逆の場合で例えてみると、
・デスした時
・敵が前に攻めてきた(詰めてきた)時
となります。

これらの状況を踏まえた上で、エリアの取り方(勝ち筋の作り方)を説明していきます。

2.エリアの取り方

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先程の画像を拡大してみました。
そして、均衡が保たれているので、エリアも50-50に別れています。
S+の方に多い傾向としては、この真ん中のラインを前に移動させずに、ただ塗りを続けている場合が多いです。

その結果、インクがなくなり後ろに下がって回復している間に敵にラインを下げられ、エリアを取られてそのまま負けてしまうというケースがほとんどでしょう。
なので、S+で勝てない方はまずこの「見えないラインを常に見る」意識をしてみましょう。

先程も述べましたが、ただエリアを塗っているだけ(均衡が保たれている状況)だとエリアを確保することはできません。
答えを先に述べると、このラインをエリアよりも前に出し、まず枠組みを作ってから塗りをすることでエリアを確保することが出来ます。
例えるなら、「まず初めに外枠を塗ってから、塗り絵をする」というようなイメージです。
その外枠の囲い方について、説明していきます。

3.前線の上げ方

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4vs4で常にこのような状況が続いていくのですが、スプラトゥーンのシステムに「キルとデス」が存在します。
キルが多くできて、枚数有利を取る事ができるとこのラインは上がりやすくなり、デスが多くなるとラインは下がりやすくなってしまいます。

ここで1番気をつけなければいけないことは、「デスしていない時にラインを下げてしまう」という行為です。

少しイメージしてもらいたいのですが、この緑側の最前線のイカが青側の敵をキルしようとしています。キルが成立すると緑側、青側の人数差が「4vs3」となりますよね。
要するに、"人数不利"の状況になってしまいます。
ここで1番多いのが、「味方がやられたから後ろに下がろう」という意識です。
確かに状況によっては必要になるケースもあるのですが、大抵の場合はラインが下がってしまうということが、簡単にイメージできるでしょう。

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このような状況になってから、まず青チームがやらなければいけないことは、ラインを「上げる」事だと考えがちになるのですが、最も重要なことはラインを保つことです。
青チームから見れば「3vs4」なので、ラインを上げるためには「3vs2」にする必要がありますが、塗り状況もラインも負けている状態で2キルを取ることはかなりハードルが高いです。

この、保つことについて詳しく見ていきましょう

4.ラインを上げられた時の対処の仕方

先程の画像を参考に話を進めていきますが、味方がデスしてしまった時、焦って敵をキルしに行こうとする人が多いのですが、塗り状況が不利な中敵陣に突っ込んでも敵に対策されやすいです。
なので、不利状況の中攻めるというのはやめましょう。

優先すべきは、「デスした味方が復活するまで生存する」事です。
その生存する上で最も大切な事が、

潜伏する

ということです。

S+になると潜伏ぐらい知ってるよーという人もいると思うんですが、多くの場合が「その場で潜伏している」というケースです。
何も障害物のない所や壁がない所で潜伏してインクを回復していても、すぐに見つかってピンチになるということがあります。
その場に潜伏するにしても、必ず障害物(バルーン)や角などに隠れて潜伏しましょう。

潜伏で大切にしたいのは、"スニーキングしながら前に進む"ということです。
スニーキングとはスティックをゆっくりと前に傾け、移動時のインクの飛沫をイカニンジャなしで出さずに移動するというテクニックです。
枚数不利な時にその場に留まっていても、ラインをキープすることは出来ません。
なので、なるべく枚数不利でも前に出ることを意識して行動しましょう。

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緑側の敵は枚数有利なので前に詰めてきますが、青側の敵はそのまま押されてしまうとどんどんラインが下がっていきます。
最初に述べたように、エリアをとるためには"枠組み"を取る事が必要になってきます。

もともとの自陣の塗りと、さらに前に出て枠を取ることで、前に攻めてきた緑側の敵を挟み込むことができます。

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デスした味方が青側前線の2人にスーパージャンプすれば、エリアを挟む枠組みが既に完成しているので、エリアを確保し形成を逆転させることができます。

先程まではラインは1本でしたが、試合が進むにつれてこのラインは増えたりします。
ラインを押されたら、"増やす"という手段も考えてみましょう。

5.ピンチ状況での有効なスペシャル

4で述べたものの、こんなに上手くいくことはそうそうありません。
そんな時にスペシャルという存在が活躍する場面があります。
よく塗りが強いスペシャルの例として、バブルランチャーがよく例に出されますが、実はラインが押されている時のバブルランチャーよりもラインが押せている時のバブルランチャーの方が強かったりするので、ピンチ状況での有効なスペシャルとは言えません。

そんな特にピンチに特化したスペシャルを自分なりに紹介しようと思います。

・ハイパープレッサー

ハイパープレッサー自体で塗りはほぼ出来ないのですが、敵のラインを下げるためにはかなり有効なスペシャルになっています。
エリアの枠内にハイパープレッサーを打てば、ほぼ確実にエリアから敵を排除することができます。
さらにホッケふ頭等の縦に長く横が狭いステージなどでは、ハイパープレッサーがとても活躍します。

後衛武器を持っている方は、ハイパープレッサーをもった武器を持つのも手だと思います。(ただハイパープレッサーは弱いステージも存在するので、使い分けるようにしましょう。)

・アメフラシ

アメフラシはどのルールどのステージどの場面でもオールマイティに強く廃れないスペシャルの1つです。
単体だけでは威力は少ないものの、エリアの中心を通るように発動すれば、エリアから敵を排除することはもちろん、バブルランチャー、ハイパープレッサー、マルチミサイル等様々なスペシャルとの相性がいいので、中衛武器を持っているのであれば、間違いなく持っていて損はありません。

・イカスフィア

皆さんも経験が多いとは思うんですが、マンタマリア号、デボン海洋博物館、Bバスパークの中央から落ちてきた時に奇襲されると、避けようがなく、さらに爆発後の塗りでエリアをほぼ取る事ができます。
スプラトゥーン1のダイオウイカやバリアと同じく一定期間の無敵時間があるので、割られない限りは敵に奇襲を仕向けることができ、さらに追い詰められた時はすぐに発動して逃げることもできます。

ピンチ状況に弱いと思っている方は、この3つのスペシャルを使ってみてはいかがでしょうか。

6.必ず抑えておきたいポイントのまとめ

色々な話をしてきましたが、今回絶対に抑えておくべきポイントは全て「ライン」に存在します。

今まで様々なS+の方の動きを見てきましたが、特に多いのはラインの動きを把握していなかったり、ステージを上手く使えていないなというのが大きな印象でした。

そして、次の記事でも書こうと思っているのですが、スプラトゥーンで僕が常に意識しているのは、この場面でどの動きを使うかという"手札"を揃えておくということです。

今回で言うと潜伏して前に進んでみたり、イラストでは全ての余白を色で埋めていましたが、実際の試合でここまで塗りが埋まっていることはほぼないので、その余白を利用した動きなどの手札について次の記事では書いていこうと思います。

ここまで長い間攻略記事を読んでいただき本当にありがとうございました。
わざわざ購読して頂いた方に、感謝を述べたいと思います。
次の記事もどうぞよろしくお願いします。


よろず
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