「議論する」事は必要なのか?
こんにちは、よろずです。
先日Esportsの会で行われていた議論をまとめた記事を投稿させて頂きました。
良ければそちらもご覧ください→(https://note.mu/yoro2u/n/n76f11760c987)
今回の議題は“プロゲーマーの定義”によるものだったのですが、まとめてみても凄く面白い話し合いが繰り広げられているなと思ったのです。
ゲームは、“遊び”だと親や教育者から教わってきたはずの我々世代ですが、今この時代では立派なビジネスの一環と変化しているのだなと感じられました。
僕は議論されているのを眺めるのも凄く好きですし、「こうではないか?」と意見することも好きな部類です。
しかし、中にはこのような意見も存在します。
「そもそも議論って必要なのか?」
我々ゲーム世代は、さまざまなゲームを介して“合理化”ということを学ぶようになります。
ポケモンだと、どこで経験値集めをするのが一番効率がいいのか。
マイクラだと、どんな装置を作ればさらに時間の短縮ができるようになるのか等、さまざまなゲームを通して効率化を図るようになります。
Esportsの会の「議論する」のコミュニティでは、1つの議題に対し、“1週間”もの期間が与えられ、そこで関係者を含めたさまざまな環境の人たちが集まり、長時間にわたって人々が話し合いを繰り広げます。
実際、議論する時間があれば、より生産性のある行動を起こすことができるかもしれません。
もし1時間議論するのであれば、今書いているこの記事自体、今のこの文までで10分程度です。
1時間あれば、この6倍もの記事を書くことができる計算になります。
僕はnoteを通して色んな方に名前を知ってもらうことができるので確かに議論することよりも生産性があるかもしれません。
実際、上場企業でも会議の時間をなくす事で作業の効率化や業務の時間短縮を図っている企業だってあります。
この事を踏まえた上で、今回は“議論する意味があるのかどうか”自分なりの答えを出していこうかなと思います。
A.意味ある。
単純でした。意味大ありです。
意味ない事ないです。
めっちゃ単純。
YES単純。
あくまでも僕の事での話になってしまいますが、記事を書くにしろ、必ず“ネタ”が必要になります。(メタい話にはなりますが。笑)
何かを生み出そうと思う時、必ず“頭”と“時間”が必要になります。
esports業界でもその事は変わりません。
今のesports業界は、“ないもの”がほとんどです。
今後もっと良いものにする為には新しくものを生み出す必要があるわけであって、その為に色んな人が色んな場所で活動しています。
但木一真さんは、esports市場の業界規模の指標を製作したり、以前インタビューさせていただいた方々は、esportsプレイヤーの為のアプリを開発したり、廃校を題材としたミートアップを計画したり、僕も微力ながらですが、noteで自分の考えを発信したりしています。
確かに、効率よく行動してみたり、無駄を省いたりする作業は、物事を動かす上では必要な事だとは思いますが、今のこの業界では省ける“無駄”がありません。
様々な箇所から溢れ出す情報を自分がつかめる範囲や掴みやすい場所からかき集める地道でかつ泥臭い作業が必要だと思っています。
僕は、esports業界というのは、まさに“黄金伝説”だなと思っているんです。
ある日どこかの絵本で見た夢の島を目指して自らが無人島に飛び立ち、何もない状況からゴミや資材を拾い集めて、0円で生き延びる。
まさにこんな状況かなと。
娯楽だったゲームを職業にするという一見無謀な挑戦を、様々なゲーム好きを取り巻いて今では成長し続ける産業になりつつあります。
そこで、次のステップとして「Esportsの会」という集落を作って、更に夢の島を大きくしようとしているんです。
少し話がそれてしまったような気がしますが、要するに効率化を図るにはまだまだ省ける無駄が少ないという事です。
みんなが思う事をただひたすらに発言して、情報や知識で溢れさせていければいいんじゃないかなと思います。
そして少しEsportsの会の議論をまとめていて、思ったことがありました。
否定の意見が強すぎるなと思いました。笑
学校とかで話し合いすることってあるじゃないですか。小学校の時特に多かったと思うんですけど。
でもそこで絶対発表しない子っていると思うんです。
大体そういう人って間違えることや間違えた事によって起こる反応とかが怖かったりすると思います。
Esportsの会の議論の時、自分の考えと違う意見や間違った意見が出たとしても、うまく肯定しながら、尊重しながら自分の意見を言ったり、もう少し優しく対応してほしいなと思います。
僕はちょっと怖くて発言したくない時があります。笑
発言しなきゃ始まらないとも思うのですが、もう少し発言しやすい場もあればなぁ…と思っています。
今回の記事では問いに対しての答えが出るのが早すぎたような気もしますが、議論する事も大切ですし、議論する場があるということがかなり恵まれていることだと思っています。
そして、議論する人も必要なのですが、その議論の内容を見て考える人も必要です。
なので、なにかesportsについてアイデアや思うことがあるのであれば、このnoteや様々な文字媒体を利用して発信していただければ、業界の発展に大きく繋がると思います。
先ほども述べましたが、どんなに小さなゴミのように思うものでも、使いようによっては重要な歯車を回すギアになるかも知れません。
現時点でこの記事を見てくれているesports業界“以外”の方がどれだけこの記事を見てくれているかはわかりませんが、業界以外の目線というのも非常に価値のある存在です。
良ければなにか思ったことや、感じたことをコメントに残していただければ嬉しく思います。
みんな手を取り合って、夢の島を作りましょう。
ここまで見ていただきありがとうございました。
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よろず(@yoro2u)
静岡esports team Quintette(@eSportsQT)
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