毒親の言葉

いつも否定的な言葉を浴びせられて、私は育ちました。

褒められた事はほとんどありません。

私は馬鹿だとか頭が悪いと言われていました。

そんな親の言葉を聞いていた子供の頃、頭が悪いしいい子ではないので、自分は死んだら地獄にい行くんだと思っていました。

私は保育園の卒園式にの時に、園長先生が保護者に向けて、「子供は褒めて育てて下さい」と言っていた事を何故か今でも覚えています。こんな事を今でも覚えているなんて、子供ながらに、「ん?」と思う所があったのかもししれません。

私は友達の家に行った時の事です。友達とお菓子作りをしていました。簡単な工程だったのですが、見た目も悪くて少し失敗作が出来てしまいました。そこに、その家のお父さんが帰って来ました。友達が、「チョコレートが焦げて失敗しちゃった」と少し残念そうに言うと、友達のお父さんは、「そう?それはそれで美味しそうじゃない」とてもにこやかに優しい声で言っていたので、私は本当にビックリしました。

自分の親なら、馬鹿じゃないの?なんでそんなの作ってんの?材料が勿体ないじゃないかと怒られると思うので、そもそも失敗したら、それを親にも言わずに自分で、無理してでも親に見せない様食べていたと思います。

友達の家には、私の家には無い自由で安心感のある会話が溢れていました。きっと、そういう家の子供はのびのびと自由に育つんだと思います。

嬉しい時は素直に喜び、嫌な時は嫌だと言い泣いたり怒ったり。とても自由で軽やかに生きて行くことがで出来るんだろうなぁと思います。

否定的な言葉を浴びせられた子供は脳が萎縮して何かに怯えながら、常に抵抗を感じながら生きていく性格になると思います。

考えなくていいことを心配したり、特に傷つかなくてもいい言葉に反応してしまったり、本当に生き苦しいです。

私は自分が大人になると、そのことに気づきました。

それから、常に否定的な言葉、考え方をしない事にしました。


・肯定的な言葉と肯定的な思考

例えば雨が降った場合は「雨だー!とてもいい雨だな〜」とか、仕事が忙しい時は「とても繁盛して楽しい嬉しいな〜」とか、とても嫌な感じの人に合った時は「とても面白い人だ」とかあえてなるべく肯定的な言葉にして話をしたりしていました。

なぜなら、本当にその前の私の言葉が酷すぎたからです。

例えば雨の場合は「雨だ、うざい〜」とか、仕事が忙しいと「あ〜しんどい」とかとても嫌な人に合った時は「本当嫌な奴だ」ってな具合に加え、本当に嫌なオーラをプラスしていたからです。

毒親の性格をそのまま受け継いでいました。

しかし、意識的に言葉を変えただけで、とても自分が楽になって行くのを感じました。そして、とてもいい出会いも増えていきました。

自分の周りに集まって来る人達は自分自身でもあるんだなと、本当に思いました。

抵抗を感じて否定的に生きていると、自分があまり好かない人に良く遭遇する事がありました。


素敵な出会いを探していたら、是非笑顔と、前向きな言葉を意識してみて下さい。

そして毒親の言葉にやられた人は、毒抜きにもなると思うのでオススメです。










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