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だらだら駐妻、マレーシアで日本語教師の資格を取る。①

どうやって取得したのか

日本語教師の資格を得るには①420時間の養成講座を修了する②日本語教育能力検定試験に合格する③大学で専攻する、のいずれかの方法があります。私はマレーシアで①420時間の養成講座を修了(オンライン上の動画での講座+通学)して資格を取得しました。
講座の内容についてはかっしーさんのブログ記事がとても分かりやすいのでこちらをどうぞ

マレーシアで取得できる場所
大手日本語学校の「インターカルト日本語学校」が開講している養成講座を、Damansara Utamaにある「AtoZ Language Centre(The Starlingモールのそばです)で受けることができます。
420時間すべての時間通学するのではなく、一部は自宅でのオンラインの動画での学習です。好きな時間に好きなだけ見ることが可能です。
じゃあ学校に通って何するの?というと、理論講座の座学と「対学生実習」です。実際にマレーシアで日本語を学ぶ10代後半~30代くらいの方に模擬授業を数回行います。
*通学は平日週2回。週1回の日曜日クラスもありました。
*この記事では、どんなことを勉強するのか、についてはあまり触れていません。②で書きたいと思っています。

そもそも、なんで日本語教師の資格を取ることにしたのか

夫の「できればこっちで働いてほしい」という一言がきっかけ。
「少額でもいいから稼いでほしい。色々とお金がかるじゃん。」と。
でも、あなたこっち来る前「海外ではビザとかのこともあるし、働けないよ。」って言ってたじゃん!
・・・とは思ったものの、息子に色々してあげたい、家族で旅行もたくさん行きたいと思えばもちろんお金がかかります。さらに、夫だけがずっと働いている状態に満足してません(リスク的な意味で)でしたから、今後働けるのであればラッキーだな、と思いました。
元々、私は仕事をすることが好きでした。
幸い、夫の会社としても、帯同ビザから就労ビザに切り替えるんならどうぞって感じでした。働きたいなら働いてね、と。
しかし、住んでいる場所や息子のことなどを考えると仕事を探すことに二の足を踏んでいました。
私は英語があまり話せないので職種も限られています。さて、どうしようかな・・・と思った時に、
今後、どこの国に住んでいても使える資格があったほうがいい。」
と思い至りました。それが日本語教師について調べるきっかけとなり、マレーシアで講座が始まることを知った、というわけです。
ほんと、すごく良いタイミングでした。
見つけた時は「小学校の教員免許も持ってるし、バイトで勉強を教えた経験もあるし、何となくできそうな気がする〜。」っていう結構軽いノリでした。
*これがめっちゃ甘い考えだったことを、講座開始直後思い知ることになるとは、この時の私はまだ知らない。

夫に相談してみると「資格をとって働くんならいいんじゃない?今後講座代の元取れるんならやってみたら?」って感じで言ってくれたので、決して安くはない学費についてはすんなりクリアしました。
(学費は日本で受講するのと同じ料金です。)
*2023.7現在、結果色々な理由があって働いてません。当初の目的だったお金を稼ぐ、というところはできてないのですが、週に何回かゆるくボランティアで教えています。少しでも、将来的な「働く」につながるようコツコツやっていこうと思っています。(まだ元取れてなくてごめんって感じですが)

どのくらいの期間がかかった?

申し込み 2022年3月
基礎講座 3月~4月(自宅で動画を見る)
理論講座(通学)5月〜10月
理論講座(動画視聴と暗記)10月〜2023年1月
最終テスト(確認テストのようなもの) 1月31日→合格
って感じでした。あくまで私の場合です。講座を観る期間は人それぞれだと思います。一緒に学んでいた方は12月にテストに合格していました。
あ、平日クラスの1期生は私ともう1人の2人だけでした。今は6人くらいいるそうです。すごい。
※2023.7〜平日クラスは第3期がスタートするようです。

家事育児と勉強の両立

1日のスケジュール

・基礎講座
送迎や家事育児の合間に多い時で1日5本位は動画を見ていたと思います。割と余裕がありました。この時だけは。この時だけは・・・!!!

・理論講座(月曜日と木曜日に通学する日)
朝8時 息子を保育園へ送る
グラブと電車で1時間半かけて学校へ
9時45分〜13時 授業
15時ごろ 帰宅、洗濯、夕飯作り
17時ごろ 保育園お迎え
18時〜20時 食事、風呂、残りの家事、寝かしつけなど
21時〜23時 余裕があれば課題少しやって早めに寝る。
      余裕がなければ次の授業までに観なきゃいけない動画視聴+課題
24時 ちょっとだらだらしてから就寝

・理論講座(家で課題をやる平日)
朝8時半 息子を保育園へ送る
9時〜家事やりつつ、合間に動画視聴。
12時〜13時 昼ごはん食べつつだらだら
*友達とお茶したりもたまーに。うちに来てもらうことが多かったです。
14時〜15時 動画視聴+課題(主に教案作り)
16時 夕飯の支度
17時 お迎え
18時〜20時 食事〜などなど
21時〜24時 課題。間に合わなければもう少し時間とってやるか、ごく稀に早く終わればすぐ寝ていました。
*土日は、午前中買い物やお出かけ。昼食後に1〜2時間くらいと、みんなが寝た後に課題をやることが多かったです。この期間、旅行は1泊旅行を1回だけしました。家族で過ごす時間は結構限られていました。

・理論講座(動画視聴)
流れとしては家で課題をやっていた日と同じような感じでしたが、少し時間に余裕が出てきたので友達や家族と丸1日遊んで何もしない日があったり、数日勉強が手につかない日も正直ありました。自分のペースでゆっくりやろうと割り切って、夜は何もせず寝ることもありました。

ちなみに私、要領が悪い方です。だらだらするのが大好き。
マルチタスクが得意な人はこんな遅い時間までやったりしないでも大丈夫だと思います。
でも全体的な感想としては「まじで思ってたんとちがう、きつすぎる。やばいし、やばい。」でした。生活が一変しました、私は。
ちなみにタイムスケジュールは「割と上手くいった日バージョン」です。
これが誰かが体調を崩したりしてると・・・?
夫が残業していると・・・?

わあ、長くなっちゃった〜!
でもまだ続きます。


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