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久米島日記4-2

小さいバスに揺られながら、僕は自宅のあるイーフビーチ方面へと向かっている。バスはさとうきび畑の中をずんずんと進んでいく。途中、バスは島の病院などにも寄った。意外と言っては失礼だが、その病院は立派な建物で、言われなければ離島の病院という雰囲気は一切ないと言ってもいい。街の人や離島以外に住んでいる人は「離島」と聞くとどうしてもDr.コトー診療所のような、小さくて汚い、いかにも離島然とした病院を想像してしまいがちだが、ある一定規模以上の離島になると街中と変わらない立派な建物の病院がちゃんとある。久米島も人口は7,000人近くに上り、本土地域と何ら変わらない生活を送ることが出来る。そういった側面から考えると、やはり日本という国は素晴らしい国であり、非常に住みやすい国であることを実感する。

そんな久米島の街中を走り抜け、いよいよバスは目的の停留所に到着した。港から自宅最寄りの停留所まで15分くらい乗っただろうか。一緒に乗っていた観光客の方々も皆同じ停留所で降りた。とても気さくで元気のいい運転手さんが、僕たちを気持ちよく見送ってくれた。

バスから降りた僕は、Google Mapで自宅の位置を確認した。その自宅方面へてくてくと歩き出す。ほどなくして自宅に到着。自宅の鍵を開け、ドアを開けた。

そうするとなんと・・・!!

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