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DAY 14. ラパスからウユニへ 夜行バスで

夜行バス

ラパスのバスターミナルの事務所に着いたのが16時過ぎ。予約してある便は21時発。5時間も時間がある。重い荷物を持ってウロウロできない。ただでさえ重い上に、坂道を歩き回ったら、途端に息が切れる。3,600m地元の人は順応しているから平気なのだろう。

バスターミナルの事務所はまだ誰もいなかった。ウユニへ行く観光客向けのバスで1日1本の外人の客を対象にした業者である。片道$36で昨年のうちに予約しておいた。地元のバス会社の安い運賃のルートも沢山あるようだが、治安が悪く、強盗が乗り込んできてカツアゲされる事もあるらしく、安全を金で買った。

事務所の外階段で待ってもいいが、暑いのと、さほど治安が良さそうではないので、歩いて5分ほどのところにある巨大バスターミナルへ移動してみた。
ボリビアの交通機関のほとんどはバスが主流。幾つものプラットホームから次々にバスが発車してゆく。ターミナルの端のベンチに腰掛け、荷物を足で挟んで、人の往来を1時間以上眺めていた。

人々が行き交うバスターミナル 左上にターミナルの配置図
地元のおばさんはほとんどこの出たち

飽きずに見ていられた。
時間はもう直ぐ17時30分。重い荷物を引っ提げて、もう一度バスの事務所に向かった。事務所に灯りがついていた。
早速チェックイン。ロビーは広くWi-Fiもあり、ブログを更新しながら時間を過ごした。
日本人も御用達のバス会社なので、乗っているのかと思ったが、欧米人98%韓国人2%,。日本人はいなかった。

21時発だが、使用するバスの到着が遅れているので、1時間ほど出発が遅れるとのインフォメーション。本来車中で配布される、水と、暖かい弁当が配られた。食後には、デザートと何種類かのお茶もくばられた。むしろ車内で食べるよりゆっくり食べられて好都合だった。
そうこうしているうちにバスが到着。係員に誘導されて車内へ。
2階建てで50人ほどの定員。ゆったりできる配置。自分は1階の45を予約してある。

ほぼ横にリクライニング 枕と毛布も配布

しかし夜行バスを利用したのは何年ぶりだろうか。
大学生の頃、京都旅行に行った覚えはあるが、我ながら50年振りくらいの強行軍。空路もあるが、便数が極めて少なく、効率的な移動を選択した結果であり、後悔はない。
途中寝られたのか寝られなかったのかよく覚えていない。未舗装の部分も多く体が浮き上がることも。
到着30分前くらいにサンドイッチとジュースが配られ、展望台がある場所にしばらく停車した。

周りには何も見えない

ウユニの街

朝日が昇るとともにウユニに着いた。07時00分過ぎ。08時間30分のバス移動

荷物を受け取り、取り敢えずホテルへ向かう。
Google mapで辿ったが反対方向へ。
途中道の前を掃いていたおばさんに場所を尋ねた。教えられた通り進んでまた迷っていると、おばさんが追いかけてきてくれた。あっちだあっちだという手振りで、再教えてくれた。優しい。
徒歩10分ホテルに到着。荷物を預かって欲しいと伝えると、部屋に入ってもいいと。再びありがたい。

荷物を解く前にベッドに横になった。
目が覚めたら、お昼の12時30分過ぎ。爆睡

3泊お世話になるホテルジュマリ

ウユニ塩湖のツアーの予約を兼ねて街へ出てみた。
ウユニは塩の精製と観光の街。最近はリチウムが埋蔵されており、中国資本が入り込んでいるとニュースで聞いた。
街は平らで車の量も少ない。クスコやラパス市内のように命がけで道路を横断する必要もない。クラクションの音も全く聞こえない。静寂で落ち着く。
道路は縦横十字に綺麗に配列されている。人口1万人。現在の温度22℃。標高3,670m(Apple watch)

通りの風景 人も車も少ない

明日のウユニ塩湖の予約も済ませてきた。
明日は10時30分出発20時00分着の1day ツアー
明後日03時00分出発07時00分着の星を見るツアー 
合わせて250Bs(1Bs=¥22)
値切る事もできるようだが、疲れてて面倒臭く現金で支払った。
ちなみにホテルもドルもしくはボリビア通貨での現金支払いだった。

夜行バスの疲れなのか、高山病の症状なのか、些か自分に覇気がないまったりした気分。夕飯を食べに外へ出て早めの就寝としよう。
このウユニが終わると今回のThe Last Journeyも実質終わりになってしまうのが、少し寂しい気持ちになる。

明日はタイムリーな更新は難しいかも


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