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Day 3. テオティワカン

混雑するというSNS情報から早めに起床し支度を始める。
晴れ予想なので帽子と、日焼け止めをリュックに入れる。
7時を超えると外は少し明るくなってきた。快晴。気温9℃。

7時10分ホテルの前からUberで北バスターミナルへ向かう。
中心部に向かう車は渋滞している。バスターミナルへ向かうUberは、反対車線を毎度のことながら、カーチェイスの如く疾走して行く。後部座席にいても全身に力が入るのがわかる。

 7時30分に北バスターミナル到着。ターミナルの端にテオティワカン行きのバスチケット売り場を見つけた。カタカナ発音で「テオティワカン」「往復」「1枚」ジェスチャーで伝わった。
唯一の想定外はカード決済ができないこと。空港でわずかばかりのメキシコペソを現金化してあったものの、これまでどんな些細な支払いもカード決済でできたので、初めてのキャッシュ支払い。往復MXN 120(約1,000円)

メキシコは日本の面積の約4倍。移動手段は飛行機かバスが主流。バスターミナルもデカくごった返し

発券されたチケットには、出発時間まであと4分!
セキュリティチェックを通過して、列に並んでいたおじさんに、「このバスか?」と聞いたら「となりだ!」と優しく教えてくれた。「グラシアス」とだけ言って隣のバスに飛び乗った。1〜2分してバスは出発。
そのバスの行き先はテオティワカンが終点でないので、運転手がpyramid (ピラミッド)と連呼したら、そこで降りればいいらしいことの知識は得ていた。
しかし車内を見渡す限り観光客っぽい格好の乗客は見当たらない。不安が高まってくる。1時間ほど揺られていると、運転手が立って「pyramid」と叫んでいる。すくっと立って、出口に向かった。しかし、降りるのは自分ひとり。とはいえpyramidだから間違いないだろうと降りた。

バスの中は全員地元民。通勤バス

無事到着。8時45分テオティワカンの入場券購入。MXN 95。ここは現金のみという情報は承知していた。チケット売り場から入り口までは数十メートル。道の両サイドに数十軒の土産屋のブースらしき建物が整然と並んでいる。空いているのは数軒のみ。最後のトイレを済ませて入場。

正面には「太陽のピラミッド」太陽はすでにピラミッドの右斜め上に登っており、逆光の中でピラミッドが浮かんでいる。

太陽のピラミッド65m      222m×225m  逆光

死者の大通りという道を月のピラミッドに向けて歩く。観光客の姿は数えるほど。

遥か彼方に見えるのが月のピラミッド

気温は徐々に上がり半袖一枚になりウインドブレーカーを羽織る。陽射しが強く帽子をかぶる。
コロナ前はピラミッドに登れたらしいが、今は柵があり下から眺めるだけ。

月のピラミッドを折り返して太陽のピラミッド方向に再び戻り、ピラミッドの周囲を一周してみた。

太陽のピラミッドの裏側。頂上付近に修理をしているひとが数人見えた。

11時40分帰路のバスに乗る。エジプトには行ったことがないが、想像以上に壮大で西暦200年頃の建造。このピラミッドを作った国家は650年頃突如として滅亡した。その理由は今もわかっていないという。

昨日は2万歩超え。今日も19800歩。
今日の締めは再びタコス

ビーフタコス2枚。フレッシュなマンゴージュースでMXN 100
立ち食いもしくは狭い店内、ひっきりなしに人の列が出来ていた。
トッピングし放題なので満腹。リーズナブル。大満足


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