法人ドメインマネジメント会社の代表村上のブログ

北海道旭川市出身、広島カープファン、柔道黒帯、柔術青帯(ヨウチ柔術/とらの子レスリング…

法人ドメインマネジメント会社の代表村上のブログ

北海道旭川市出身、広島カープファン、柔道黒帯、柔術青帯(ヨウチ柔術/とらの子レスリングクラブ/Polar Bear Method所属) Linkedin: https://www.linkedin.com/in/yoshitaka-murakami-03b9441/

最近の記事

パイオニア株式会社による安全・安心なインターネットドメインの運営

ロンドン本社との調整や、組織変更等により、当初の予定より時間が掛かってしまいましたが、法人ドメインマネジメントに関するインタビュー記事を公開する事ができました。 今や、安全なインターネット環境、安全なウェブサイトやメールアドレスの提供は、法人のマナーであると言えます。 弊社のクライアント様であるパイオニア株式会社様に、法人ドメインマネジメントとは何なのか、なぜ重要なのか、弊社とタッグを組むことでどのような効果があるのか、パイオニア株式会社様の独自ドメインである『.PIONE

    • AIといえば『.AI』ドメインでしょ!www

      少し前の記事ですが、Forbesに「カリブの小さな島が「AIブームの棚ぼた」で年間数十億円を稼ぐ理由」というものがありました。 僕は職業柄(というか職業病…)、英語2文字のものは、ついつい国・地域別ドメインとして見てしまうのですが。。。今回は「.AIドメイン」の話でした(笑)。 カリブ海に浮かぶ「アンギラ」のドメインである「.AI」が、近年のAIブームに乗っかり、利益を生み出しているという話です。無論「ChatGPT」がトリガーなのでしょうが、僕がこの業界に入った時は、「.

      • 子育て支援サイトがオークションを経てアダルトサイトに⁉

        なになに?市の子育て支援サイトがアダルトサイトに繋がった!?  オークションにかけられる自治体ドメイン、浸透していない転用防止策、という記事があるぞ! タイトルにもある「オークションにかけられる自治体ドメイン、浸透していない転用防止策」、浸透していないのでしょう。。。 「アダルトサイト」と言う言葉をみて、「良くないぞ」と言う事はお分かりかと思いますが、この記事で書かれた事象の根本的な問題は、①自治体や企業が使うドメインネームとウェブサイトは、社会的影響があるにもかかわらず

        • 武装勢力が海底通信ケーブルを破壊⁉

          このようなニュースを目にしました。 要約すると、イエメンの武装組織であるフーシ派により、サウジアラビアとジブチを結ぶ4本の海底通信ケーブル切断され使用不能に陥っているとのこと。さらに、海底ケーブルの専門家は『ケーブルの修理を担う船舶のコストについて「1隻当たり6000万ドル(約90億円)から1億ドル(約150億円)」と概算』しているとの事です。 無論、他にも海底ケーブルは有るので、実際の通信に係る影響は少ないとの事ですが、「そもそもなぜ海底ケーブルが切断されるの?」って思っ

        パイオニア株式会社による安全・安心なインターネットドメインの運営

          2024年は能登半島地震の発生と震災地域のインターネット接続不良で始まりました

          今日は少々気色の異なるブログです。 2024年になりましたが、元日に能登半島を震源とする大地震が発生し、2日には、被災者向けの物資を運ぶ予定の海上保安庁と民間機が衝突するという、なかなか受け入れ難い事が立て続けに起きました。 年賀状データをデザイン頂いたメディアーツ様には大変申し訳無いのですが、メールで発信予定の新年のご挨拶は、元日に急遽取りやめました。 僕には、日本海側出身の友人が複数おり、数名は高台に避難後に無事が確認出来ました。 東京で非常に親しくして頂いている

          2024年は能登半島地震の発生と震災地域のインターネット接続不良で始まりました

          公式サイトの連絡先は『support@dlis.info』だが、メディアでは連絡先が『dlisjapan@gmail.com』となっている。。。こういうのが詐欺を煽ってるのでは?

          僕は、個人的にお笑いが好きで、時間があれば漫才をやってる劇場に行ったりするのですが、非常に興味深い記事を読みました。 記事のタイトルは「みちょぱ、団長安田、ゴリけん…タレントが相次いで詐欺被害を告白、その手口とは」! あの大サーカスの団長安田さんが詐欺にあったという記事が、Internet Watchに合ったんですね!お笑い好きで、ITに片足突っ込んだ仕事をしてる僕が見逃すわけがない! と言う事で拝読しました。内容は、芸能人がフィッシング詐欺の被害に遭ったというもので、読者

          公式サイトの連絡先は『support@dlis.info』だが、メディアでは連絡先が『dlisjapan@gmail.com』となっている。。。こういうのが詐欺を煽ってるのでは?

          自治体のドメインネームが再登録されて、公序良俗に反するウェブサイトに変わった件は、サプライチェーンの問題かな?

          これは酷いですね。皆さん既にニュースで見ていると思いますが。。。最近、自治体のウェブサイトで使用していたドメインネームが、第三者に再登録され、公序良俗的に好ましくないウェブサイトに接続されているようですね。 「パパ活」情報が「Go Toイート」URLで表示 ドメイン流用の実態は? | NHK | デジタルでだまされない 「GoToEatキャンペーン」和歌山のドメイン 「パパ活」紹介サイトに流用 - 産経ニュース (sankei.com) 和歌山県のGo Toイート ドメイン

          自治体のドメインネームが再登録されて、公序良俗に反するウェブサイトに変わった件は、サプライチェーンの問題かな?

          ドメインネームのサプライチェーン!なるほどね!

          興味深い記事を見つけました。 短縮URLの問題から始まり、ドメインネームの転売(オークション)を経て、ウェブ関連サービスの「サプライチェーン」問題について触れています。 僕は、法人向けのドメイン屋なので、ドメインネームに関する記載に関しては補足したい部分もありますが、要点はそこではなく、問題提起から話題の振り方、読者の注意の引き付け方等、ジャーナリストの執筆技術は凄いな!と勉強になりました。 IT Mediaにあった「短縮URLという“根本解決できない問題”に企業はどう立ち

          ドメインネームのサプライチェーン!なるほどね!

          トケラウドメイン「.TK」の隆盛と現在地

          MIT Technology Reviewに、非常に興味深い記事がありました。ポリネシアの島嶼のひとつであるトケラウのドメイン「.TK」に関するものです。 これまでドメインに注目してきた方ならお分かりかと思いますが、「.TK」は多くのスパムやフィッシングの発生源となったドメインであり、近年「.TK」の運営が問題視されていました。 今回は、MIT Technology Reviewの内容をまとめてみました。 オランダ人実業家である「Joost Zuurbier」が持ち込ん

          トケラウドメイン「.TK」の隆盛と現在地

          .LIVEはあまり見た事ないドメインだから怪しい、と言うのは違うのでは⁉

          MicrosoftのSurfacePro7が90%オフという詐欺広告経由で購入したが、モノが届かない、という記事がありました。 うっかり購入したが騙されたと言うのは、当該記事の筆者の友人との事ですが、筆者も似たような経験をしているとの事。。。 ―――抜粋――― 半信半疑で広告のリンクからショップを訪れると、有名メーカーの直販と見間違えそうなしっかりしたデザインで、怪しい雰囲気はありません。もちろん、そのメーカーのロゴも掲載されています。 ―――――――― で、150,00

          .LIVEはあまり見た事ないドメインだから怪しい、と言うのは違うのでは⁉

          公共機関のドメインネームが第三者登録される(というニュースが目立ちます)

          前回のブログのトピックでもありましたが、省庁・地方自治体のドメイン再登録が、少し注目されているようです。 注目されるのは一定の注意喚起になりますが、問題は注目のされ方ですね(笑)。 共同通信社の記事では、第三者によるドメインネームの再登録は「詐欺目的の偽サイトやアダルトサイトに転用される危険がある。出品や取引自体は違法ではないが、公共性の高さを連想させて信頼されやすく閲覧もされやすいため、詐欺目的の偽サイトやアダルトサイトに転用される危険がある」と言っています。 全くその通

          公共機関のドメインネームが第三者登録される(というニュースが目立ちます)

          自治体のドメインネームが再登録されたようです

          岡山県は10月17日、過去に県事業で使っていた5つのドメインネームが、オークション等を通じて第三者に再登録されたと発表しました。 現在、4つのドメインネームを使ったウェブサイトにコンテンツが上がっていますが、岡山県では「県とは関係が無い」と言っています。 また、県の対応として「ドメインへリンクを張っているウェブサイトの管理者へ削除を依頼(原文まま)」との事ですが、ホスティング会社にテイクダウンを依頼していると言う事でしょう(微笑み)。 ちなみに、第三者に再登録されたのは以

          自治体のドメインネームが再登録されたようです

          ドメイン更新のカード払いが不正疑いで止められてしまう=ドメイン未更新

          僕は、20年程『法人ドメインネーム』の専門家をしていますが、個人的に登録しているドメインネームもあります。理由は2つ、1)ウェブサイトやメールで登録+使用をしたいドメインネームがあるから、もうひとつは、2)個人向けドメインネームサービスを使って色々な実験をするため、です。 僕が働くCom Laude Groupは、法人ドメインのマネジメントを専門としているので、僕が個人として登録するものは、個人向けドメインサービスを提供するプロバイダーを使っています。新しいTLDが出現した

          ドメイン更新のカード払いが不正疑いで止められてしまう=ドメイン未更新

          オークション落札されたドコモドメインネームのその後

          過去ドコモが登録していたドメインネームが、登録削除後のオークションにより4,020,000円で落札された件ですが、すぐにその後の進展があり、ドコモが権利を有するドメインネームのなったようですね。 詳しい経緯はIT Mediaの記事「ドコモ口座で使われていた「docomokouza.jp」ドメインがオークションで競売 現在はドコモの手に戻る」にあるので、そちらで読んで頂きたいのですが、僕は僕なりの見解を述べようと思います。 ドメインネームは、意図せず、誤って削除してしまう登

          オークション落札されたドコモドメインネームのその後

          ドコモ口座のドメインオークションが話題のようですね

          帰宅時に興味深い記事を読みました。記事のタイトルは『「ドコモ口座」のドメイン、落札される 402万円で』です! 当該ドメインネームは『docomokouza.jp』 ドメインマネジメントを行っている方なら、ピンとくると思いますが、非常に一般的な法人ドメインネームの削除→第三者登録による再登録→更なる第三者登録への再販であり、最後の『更なる第三者への再販』がオークションで実施され、402万円で落札された!と言うケースですね。 最終的には402万円とかなり高額になりましたが

          ドコモ口座のドメインオークションが話題のようですね

          「セキュリティーの認知は上がったが、同時に攻撃も増えている」という、ごもっともな指摘

          ここ数年は、誰とドメインの話しても。セキュリティーに関する話題が必ず出ます。先日、Circle IDという業界メディアに、以下の報告がありました。タイトルは『Phishing Attacks Surge Despite Increased Awareness, New Strategies Needed』、日本語に訳すと「フィッシングに対する意識は高まった反面、フィッシングが急増。求む、新たな戦略」と言ったところでしょうか? 以下、記事の要点をまとめましたので、併せてご確認

          「セキュリティーの認知は上がったが、同時に攻撃も増えている」という、ごもっともな指摘