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持続可能な”モチベーション”ですか?

こんにちは。hagiです。

火10ドラマ、「持続可能な恋ですか?」が昨日最終回で今日録画を見ました。

そんなオチとは・・・と思いつつも、
「なるほど」と単純に感動しておりました。

※ネタばれ含むのでまだ見てない方は、見ない方がいいかもです。

ドラマで登場する、磯村 勇人 さんは、仮面ライダーゴーストで(はじめ悪役、後々いいやつ)ネクロムだったころ(5,6年前か)から息子と見ていて、なんだか感慨深い気持ちにもなりました。

仮面ライダー ゴーストの 磯村さんとネクロム

変身モードはこれ。仮面ライダーゴーストは”開眼”がテーマになっていて目が連想されるものが多くでてきて、ネクロムの変身も”点眼”がキーワードになっていてオモロカッコイイです。


と前置きが長くなりましたが、持続可能な恋ですか?を見終えて、
持続可能な恋とは「終わらない、片想いの恋だ」というオチでした。

なるほどと思いつつ、SDGsなどサステナを求められる社会ですが、モチベーションを持続可能にしていくにはどうかなと同時に考えたりしてました。

ドラマ最終回、心に残ったシーンと、働くサラリーマンのメンタルヘルス向上に活用できそうな考え方だなと感じた部分があったのでシェアします。


もっと高く、もっと幸せに そう願う向上心は大事ですが、同時に手に入らないものを数えて不満を募らせることになりがちです。
対人と比べてしまいがち。
ヨガには「足るを知る」という言葉があります。

諦めるというわけではなく、今の環境、自分のままで満足するということ。

理想を求めて過去の自分や他人と比較しがちです。

知人者智、自知者明
勝人者有力、自勝者強
知足者富、強行者有志
不失其所者久 死而不亡者壽

人を知る者は智、自ら知る者は明なり
人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し
足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り
その所を失わざる者は久し 死して而も亡びざる者は寿し(命長し)
父からの老子の言葉
自分が本当に何を求めているのか?

それを知らなければ、今の自分で十分だと足るを知ることは難しいんじゃないか。
父より


ヨガの経典 スートラに書かれている八支則の2番目、ニヤマ Niyama(勧戒):日常生活の中で、自分に対して守るべき5つの心得 には自分自身と良い関係を保つために進んですべき自己鍛錬が記されています。

その二つ目に、書かれているのが、この「足るを知ること」。サントーシャと言います。

サントーシャ Santosha
「足る」を知ること。与えられた環境に感謝し、満たされていることに気付き満足することが大切とされています。
https://www.yogaroom.jp/yogahack/p/4579


日々、「ありのままの自分に感謝する」ことが出来れば、人との比較過去の失敗、未来の不安と今の自分を比較することもしなくてよくなる心境になるかもしれません。

些細な過去の失敗や未来に起こるかもしれないことに対する不安、他人からどう見られているか、思われているかという他人軸の自分を手放せることが出来たら日々の仕事でももっと楽な心持ちで働けるんじゃないかなと思います。

でもこれむずかしいです。

気づけば無意識のうちに比較は脳で始まってますから。

では、
足るを知るにはどうすればよいか。

ドラマでお父さんが、足るを知って、ありのままの自分に感謝・自信が持てるようにするには、今の自分が求めていることを知ることが必須だと言ってます。

"自分を知るための行動"をすることが大事なんじゃないかなと思うんです。

つまり、もっとこうしたい、こうなればよいのにと思いながら義務的に”理想”を求めた努力をするんじゃなくて
自分の湧きあがる気持ち、本音に真正面から向き合って言葉にして”理解”するための努力努力する方向を大きく転換させることが大事なんじゃないかなと思います。

理想に対する努力ではなく、理解に向けた努力ですね。

外ではなく、内。

他人の前に自分。

優先順位は自分の気持ちが一番。

自分の気持ちを解読する。

自分にやさしく出来ることで、人にも優しくなれるんだと思います。

自分を理解することで「足ることが分かる」と、ありのままに感謝が出来るようになり、今度は他人に自然とフォーカスが向くようになると思うんです。

そこで出来る行動は自己犠牲を伴わないGiveが出来ると思います。


日々仕事の中で躓くことや職場でコミュニケーションに悩まされることもあると思います。

そんな時は心を他人軸、自分の外にある理想に持っていかれててモヤモヤした気分になっている時だと思います。

そんな時こそ、「足るを知る」
→自分の今の気持ちはどうだ?
→どうしたい?

と自分で問いかけてみて湧き上がってくる気持ちをまず受け止めてみてください。

いやだ、やめたいなどのネガティブな言葉が直感的に出てきたら、自分中だけにとどめておかず、無理なく話せる人に話してみると、言葉にして自分の感情が言葉で理解でき、自然と足るを知るモードに入れ、モヤモヤ感を手放せると思うんです。

そういう切羽詰まった時の感情を理解するという努力の積み重ねが日々の前向きな気持ちを持続させていくと思うんですよね。

サスティナブルなwellBeingになると思うんですよね。

仕事で思考をハイジャックされたらぜひ試してみてほしいです。

結論、
「持続可能なモチベーション」は理想に向けた努力からではなく、
終わることがない、「自分への探究・理解」への努力することから生まれるものではないかという考えに至りました。

他人や過去・未来との比較では地位財(お金・モノ・地位)でモチベーションを満たそうと走りがちですが、これは短期的にしか満たせません。

短期と言っても超短期。手に入れた瞬間になくなります。

そうではなく、非地位財(社会的・身体的・精神的 wellBeing)を得ることで幸せ・モチベーションは持続するのだと思います。

その第一歩が自分への理解だと思います。

コミュニケーション→モチベーション→イノベーション
と言われますが、

自分とのコミュニケーション→持続可能なモチベーション→自分のメンタルイノベーション

になると理解できそうです。


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