麻布台ヒルズ「チームラボボーダレス」に行きました!

画像1 チームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」。
画像2 麻布台ヒルズ「チームラボボーダレス」に行きました!
画像3 チームラボと森ビルが共同で手掛ける「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」が2024年2月9日(金)、お台場から移転オープンしました。
画像4 境界のないアートに身体ごと没入し、さまよい、意思のある身体で探索し、他者と共に世界を創り、発見していく。
画像5 移転先は、2023年11月に開業した「麻布台ヒルズ」内。広大な地下空間で、新作や日本未公開作品を含む70以上の作品群を体感できるミュージアムとなっています。本記事では、その全貌と見どころをレポートします!
画像6 まず目を引くのが、入場口へとつながるエントランス。この空間を指定の位置付近からカメラで覗くと、「teamLabBorderless」の文字が空間に浮き上がります。しかし、同じ場所から肉眼で見ても、文字は浮き上がりません。 本作品は「人間はレンズのように世界を見ていない」ということを示唆しているのだそう。入場前から見られるこの不思議な展示が、これから足を踏み入れる作品空間への期待感を高めてくれます。
画像7 チームラボボーダレスは、アートコレクティブ・チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」。70以上ある作品群が複雑に関係し合い、境界なく連続する一つの世界をつくり上げている点が最大の特徴です。
画像8 例えば、部屋から部屋へと移動しながら歩き続ける群衆、館内のあちこちで飛び交い、他のアートと混ざり合いながら消えていく蝶の群れ・・・それぞれのアートは部屋を出て移動し、他の作品と関係し影響を受け合い、ときに混ざり合うことで"ボーダレス”な世界を構成しているのです
画像9 チームラボボーダレスを象徴する作品である《人々のための岩に憑依する滝》は、移転後も健在。「人々のための岩」を仮想の三次元空間に立体的に再現し、そこに水の動きをシミュレーションすることで滝を描いている作品ですが、この空間でも、複数のアートが混じり合うさまを見ることができます。
画像10 空間のあちこちで花が生まれ成長したり、光で描かれた八咫烏(ヤタガラス)が追いかけっこをしながら飛翔したり・・・作品群が複雑に関係し合いながら刻々と姿を変えていく空間に身を置いていると、これまで体験したことのない没入感を味わえるはずですよ。
画像11 新作や日本初公開の作品も多く登場している同館。ここからは、特に注目の作品を5つ紹介していきます。
画像12 新作の「ライトスカルプチャー- Flow」シリーズは、光の集合によって生み出された巨大な"彫刻”が、押し寄せ、広がり、人々を飲みこんでいく作品。
画像13 現実空間とミラーの中の世界を光が行き来し、広がりのある世界を描き出します。
画像14 《Infinite Crystal World》は、平成25(2013)年のクリスタルツリーから続く「Light Sculpture - Point」シリーズの一つ。
画像15 新作の《マイクロコスモス - ぷるんぷるんの光》は、奥行きも分からないほど広がる空間の中を、無数の"ぷるんぷるんの光”が走り続けるというもの。「構成要素が空間的時間的に離れていたとしても、全体に異なった秩序が形成され、重なり合う時、それは、宇宙か?」を模索する作品なのだとか。
画像16 《Bubble Universe》は、世界でここでしか鑑賞できないという新作。無数の球体群によって埋め尽くされた空間に身を置き、それぞれの球体の中に異なる光の存在が入り混じる様子などを見ることができます。
画像17 最後にご紹介するのが、高低差のある空間で里山の景色を描いた《地形の記憶》。現実の時間の流れに合わせて、青々とした稲から黄金色の稲穂などへと移ろう作品世界を楽しむことができます。
画像18 作品の中を人々が歩き回ることで空気の流れが変わり、稲や花びらの動きが変わるといった仕掛けも。また、本作は一年を通して景色を変えていきますが、次の年には昨年の景色とは微妙に異なる風景が描かれるようになっています。
画像19 つまり、自然の景色が二度と同じものではないように、同じ瞬間は二度と見ることができないということを表現しているのです。
画像20 煙のもふもふゾーンがありました。
画像21 是非ここは来ていただきたいです。
画像22 館内にあるティーハウス。こちらでは、一服の茶を点てると、そこに花が生まれ、無限に花々が咲き続けていく《小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々》と、凍結された茶(アイスクリーム)を置くと、そこから木が生い茂っていく《茶の木》という2つのアート作品を提供しています。
画像23 名残り惜しいですが、チームラボボーダレスを後にしました。
画像24 麻布台ヒルズ内に集英社のギャラリーもありました!
画像25 今月は久保帯人先生の「BLEACH」がテーマで、毎月テーマが変わるそうです!
画像26 ジャンプ好きにはたまらないギャラリーです!
画像27 かっこいい!
画像28 2023年にオープンしたばかりの「麻布台ヒルズ」と併せて、"境界なく連続する一つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する”感覚を味わってみて下さい!

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