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【裏話】本を書いた時に体験した出版エピソード4〜ブランド化の着想〜

【出版エピソード4】

《ブランド化の着想》

私は、経営管理論、経営組織論、経営戦略論と体系的に研究してきました。

経営組織論と経営戦略論の展開として国際経営も研究しました。

国際経営を人間、異文化や宗教、哲学、思想、行動科学、組織、戦略の視点で研究しました。

私は、人間を研究する上で東洋思想や仏教、儒教にも着目しました。

東洋思想を研究する上で必要だと思い、私は孔子の『論語』、老子の『道(タオ)』の思想、韓非氏、孟子、そして孫氏、呉氏の研究をしました。

その中で、私は、特に経営戦略として孫氏の兵法をビジネスに取り入れれないかと考えました。

孫氏の兵法の中で最高の戦術とされているのが謀攻篇にある「戦わずして人の兵を屈す」です。

これが、俗に言う「戦わずして勝つ」と言われている元の戦術です。

この意味は、戦わず相手が降参してくれれば、自国も他国も誰も傷つかず理想的だと言うものです。

つまり、相手が無条件降伏するくらい圧倒的な力を持つことが大切だと言う意味になります。

これをビジネスの世界に置き換えるとどうなるのかと私は思考を巡らせました。

大規模になり支配的になるのか?

いや、そうではないな。
支配的になっても競争戦略で相手とは戦うな。

そこで、私はファンのことを思い出しました。

ファンは、自ら指名で自分自身を選んでくれる。

この状態は、誰とも戦っていない。

自分のフィールドの中だけのことで済む。

そうだ。ブランド化すれば戦わずして勝つ状態になるのだ。

私は、天からのインスピレーションを受けたかの様に目の前がパーっと明るくなり、興奮しました。

まさに、天から降って来たと言う感じでブランド化することを思いつきました。

次回は、さらに詳しくブランド化の着想について書いていきたいと思います。

つづく

人と組織の専門家
問題解決プロデューサー、起業プロデューサー
著者、ブランドプロデューサー

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