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確定申告合宿(日帰り)のこと。

16日の土曜日、確定申告合宿(日帰り)を開催した。会計ソフトに経費のレシートを入力するだけの会だ。

自宅でひとりでできる作業だけどあまりにも手をつけられず、Twitterで「確定申告合宿したい」とつぶやいたら、嘉晶さんが反応してくれて、我が家で一緒に作業することになった。

そこで、共通の知人である少年Bさんを誘ったら、「確定申告をする予定ない」と言いつつ来てくれることになった。

当日、12時すぎ。

DMを見る。嘉晶さんとBさんは駅で待ち合わせ、バスに乗ったようだ。降りるバス停の名前はあらかじめ伝えてある。

待ち合わせ場所のバス停に行く。晴れていて、空はやわらかい光を含んだ色をしていた。春が近いな。

嘉晶さんとBさんと合流し、我が家へ向かう。

おふたりとも、実際に会ったのは12月のnote酒場だけで、今日が2回目。毎日のようにTwitterなどで交流しているので、よく知っている人のような気がする。

note酒場は会場が薄暗くて気づかなかったけど、嘉晶さん、同世代と思えないほど肌がきれい(女性です)。目の周りに乾燥小じわがなくていいなぁ、と思う。

我が家に着く。夫のデザイン吉田は、おふたりとは初対面。全員、ハンドルネームで自己紹介しているのが面白かった。

まずは4人でお茶を飲む。嘉晶さんもBさんも、お土産にお菓子を持ってきてくれた。

話題は他愛もないこと。それぞれの住む地域のこととか、Bさんの住む街はツキノワグマの目撃情報が多いとか、私と夫が野生の猪に遭ったときの話とか。平和な会話が心地いい。

ベランダから太陽の光が射し込み、暖房をつけなくてもぽかぽかしている。

このままずっとお茶してたいな。

……そんな気持ちを律して、自分のデスクに向かった。

リビングには私と夫のデスクが並んでいて、コタツが置いてある。

私と夫はそれぞれ自分のデスクに向かい、嘉晶さんはコタツで持参したノートパソコンを開く。Bさんは今日は見学。

私は2017年までフリーターだったので、確定申告はもちろん初めてではない。

山小屋時代は源泉徴収表を持って税務署へ行き、確定申告をしていた。ここ数年は、国税庁のサイトから帳票をダウンロードして入力し、郵送している(e-taxはなんだか面倒でやっていない)。

だけど、フリーランス(一応)になってからの確定申告は初めて。経費の申告などのやり方がわからず、嘉晶さんに教えてもらうことになったのだ。

ちなみに、嘉晶さんとうちの夫は青色申告(昨年から)で、私は白色。

嘉晶さんは確定申告に関する本を持参していて、「確定申告とは何か」という基本的なところから説明してくれた。とてもわかりやすい。

昨日のうちに登録しておいた弥生の白色申告オンラインを立ち上げる。クレカの明細をプリントアウトし、入力していく。

「ここはカード利用日を入力するんですか? それとも引き落とされた日?」など、基本的な質問にも丁寧に答えてもらった。


夕方、用事のあるBさんが先に帰るため、みんなでバス停まで送った。

さっきまでの春めいた暖かさはどこへやら、すっかり寒くなっている。バスに乗るBさんに手を振り、見送った。

部屋に戻り、入力作業の続き。私は収入も経費も少なく、わりとすぐに片付いた。

こんな簡単な作業なのに、なんでひとりだと着手できないんだろう?


6時半頃、3人で夕飯を食べに行く。バスに乗って町田に行った。

夫が気になっていたラーメン屋さん「おやじ」に行く。とんこつラーメンで、濃厚なスープがとても美味しかった。

改札の前で、嘉晶さんを見送った。

私は面倒くさがりで、気乗りしないことはとことん先延ばしにしてしまう。

着手すればできることでも、なかなか着手できないのだ。

今日も、嘉晶さんとBさんが来る予定がなかったら、会計ソフトに登録することすらしていなかったと思う。

私みたいな人間が気乗りしない億劫なことに着手するには、それをやるための会を設けるのがいちばんいい。

ひとりでなんでもできる人は「そんなの、いちいち会を開かなくてもひとりでやれよ」と思うかもしれない。

けれど、いちいち寄り集まらないとできない人もいて、私はそのタイプ。

面倒なことや難しいことは、励まし合いながら乗り切っていきたい。

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