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どうする?怒ったつもりではないのに部下が泣いてしまったら…


◆報われない部下の頑張り

 例えば、あなたの部下や後輩が、
営業やクレーム対応から帰ってきて
「うまくいきませんでした」と言ってきたら、
どう対応をしているだろうか?
 
多くの上司が「なにをやっているんだ!」
と部下を責めてしまいます。
このとき部下はどんな気持ちになっているのか?
 


「こんなに頑張ったのに、責められるのかよ!」
と悲しくて泣きたくなってしまいます。
 
これでは部下の頑張ったことが報われないことに。
 

◆失敗にも頑張りがある

こんな時は「結果は残念だったけど、
あの癖のあるお客様の前でよく頑張ったな!」
とねぎらいの言葉を掛けてあげましょう。
 


部下は目を輝かせて
上司は『私のことを分かってくれている』
と涙を流して喜ぶはずです。
 

◆失敗を一緒に振り返る

その上で「どんなことがあったの?
どんなことが難しかったかな?
次はどうすれば良いと思う?」と聞いてあげれば
 
部下は自分で考え次の行動を取るようになります。
 
もし、足りない行動があれば、
「いいね!そうか次はそうするんだね」
と次の行動を認めてあげてから
 
「〇〇すると、お客様はもっと喜ぶんと思うよ」と
アドバイスして部下の行動の選択技を増やしてあげましょう。
部下が自分なりに次の一手を考える上司の支援が大切です。
 


◆辞めてしまうか成長するかの分かれ目

ここは、部下が落ち込んで辞めてしまうか
成長していくかの分かれ目になる重要な場面です。
 
失敗に対して叱る際は、まずは頑張りを正しく評価して
部下の意識を未来の活躍している自分に向けてあげましょう。
 

◆今回の質問


【部下はどんなことを頑張っているでしょうか?】
 
次回に続けます!お楽しみ!


 
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