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イスラム文化との出会い(「40歳の壁をスルッと超える人生戦略」のお試し14)

なぜイスラムに興味を持ったのか

 なぜイスラムに興味を持ったのか。それは、3月末(今月)までいた職場の影響が大きい。自分のチームには、マレーシア人(A)、パキスタン人(B)、日本人がいて、隣のチームにはインドネシア人(C)がおり、組織のトップはインドネシア人(D)で、イスラム文化に初めて触れて発見が多かった。
 AとBのやり取りはメールでも会話でも「Bhai」とお互いに呼んでおり、初めて見る単語だったので、インターネットで検索したら、「friend, dude, man · brother」というような意味だった。
 また、あるプロジェクトでインドネシアやマレーシアの人たちがいると、「Good Morning」のほかに「 Assalamu Alaykum(アッサラーム・アライクム)」とイスラムの挨拶をしており、彼らの共通文化を感じた。
 また、彼らはとてもフレンドリーで親切。一生懸命に仕事をするが、見返りや自分の評価のため、というよりも、献身的なのだ。(少なくとも私にはそう見えた)
 また、職場にはお祈り部屋があり、彼らが一日に何度かお祈り部屋に行くのを見かけたことがある。
 自分よりも偉大な何かに祈りを捧げているから寛容なのかしら?などと思うようになった。

ラマダン 

 イスラム教の地域では、毎年「ラマダン」と呼ばれる行事が実施される。「ラマダン」とはイスラム教の五行のひとつである「断食」を行う月のこと。約1か月にもおよぶ断食を終えると、お祝いの日がある。

 イスラム教は太陰暦(1年354日)を採用しているため、ラマダンの時期は毎年同じではなく、11日ずつ早まっていく。
 2024年は、3月11日(月)頃から4月9日(火)頃がラマダン月だ。

 ラマダンは断食といっても1日中飲食を禁止しているわけではなく、日没から日の出までは許されている。

私利私欲を捨て神への献身に没頭
 
なぜイスラム教徒は断食を行うのかというと、厳密には「断食」には「サウム=斎戒(欲を戒める)」の意味があり、ラマダンの期間中は飲食だけでなく、性行為、ケンカ、他人の悪口などを慎しみ、世俗的な私利私欲を抑えることによって、堕落した考えを捨て自己を鍛錬し、神への献身と奉仕に没頭するのが「ラマダン」だそうだ 。

食のありがたさを知る
 ラマダンを終えると、断食明けのお祭りが盛大に執り行われる。断食を終えた朝、モスクで礼拝し神に感謝した後、友人や親せきの家を訪問しあって、一緒に食事をとり、食への感謝の気持ちを仲間と共に再認識する時だそうだ。

 職場の同じチームのAとBも昼食時は何も食べていなかった。夕方の日没になると、お水を飲んでいた。

寄付・与える 

 ラマダン期間中にも寄付をしたり、それ以外の期間にも寄付を積極的に行うことが推奨されているそうだが、給料から天引きの寄付というシステムもあるそうで、「自分の富は全てが自分のものというわけではない」という考え方もあると聞いた。謙虚な姿勢だと感じた。

女性の活躍

 イスラム圏では男尊女卑が著しく、女性は社会で活躍できない、ということを聞くが、仕事ではマレーシアやインドネシア、パキスタンの女性が社会的にも地位のある立場にいたり専門的な技能を有して、社会で活躍しているのを見かけた。他の国はどうかよくわからないが、イスラムの国でも女性が活躍しているのを見るのは、視野が広がった。

南アジアとイスラム

について書きたいところだが、長くなりそうなので、次回以降書きたい。
バングラデシュ、パキスタン、インドについて。(独立の年、背景、宗教人口の割合など)

(まとめ)
 3月末までの職場は、アジアのいろんな国の人がいて、彼らがフレンドリーなのを見るのがとても微笑ましく、勉強になった。日本から世界を見るのではなく、多国籍な環境で同じ目線のレベルで親しくしているのが、とても貴重な体験だった。アジアには中華のほかイスラムの影響が大きいことを実感し、視野が広がった。


目的:自分業の模索
方法:
①アウトプットをする(週1回)
②お金、健康、つながりの中で足りないものを補強する(私の場合は健康)
③好きなことを試して、続いたものを残す(種まき)→次のアクション(育てる)

(参考)
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マレーシア・イスラム教行事「ラマダン」とは😌? (jtb.co.jp)
イスラム教について – ハラル基礎知識|一般社団法人ハラル・ジャパン協会 (jhba.jp)

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