アートは癒しなのか2
アートは癒し。
それはほんと。
だけどアートの力は癒しにだけ使われるものではない。
それに人々がアートに癒しだけを求めているわけでもない。
静かなクラシックを聴きたいときもあれば、激しいパンクが聴きたいときもある。
フォークソングに涙したい人もいれば、ハードロックで拳をふりあげたい人もいる。
クラシックが高尚で、ロックが低俗という単純なものではない。
心静かに休日を楽しむ人も、仕事中はアグレッシブにテンション上げているかもしれない。
絵もそう。
ゆったりと、心静かだけが絵の力ではない。
その絵を見ることで、心を奮い立たせ、戦いの場へ向かわせる。
そんな力を求めているビジネスマン、経営者の方もいらっしゃる。
会社のロビー、社長室なんかにはそういう絵もいいと思う。
「よっしゃ、今日もやったるぞ!」 と鼓舞する力。
「今まで頑張って、ここまで来ることができたな」 と確認する力。
アートにはそんな力もあるよ。
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