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どうして環境問題に興味を持ったのか?

こんばんは。
最近、新しい著者さんと打ち合わせをする時に、

「東さんのnote読みましたよ~!」

と言われることが増えてきて、恐縮しております。
それでもやはり、発信すると目には留まりやすくなるようですね。

で、プロフィールでちょっと関心を持っていただけたのが、SDGs関係について。
この辺のテーマは、私のライフワークともいえるものだったりします。

SDGsといっても色々あるのですが、
長いこと関心を持っていたのは環境問題
自分がどこまで環境に配慮した生活をできているか、ということを言われると少々心苦しいところもあるのですが、
まあちょっと聞いてください。

原体験はやはり、北海道で幼少期を過ごしたことでしょうか。
生まれは小樽ですが、一回本州に引っ越した後、幼稚園の年長まで千歳で過ごしていました。
千歳には、千歳川という川があって、とても綺麗だったのを覚えています。

その後、千葉や埼玉を転々としていましたが、
転機は、高校でした。
以前のnoteにも書きましたが、高校は県立千葉高校に進みました。

当時の千葉高では、1年生で社会は世界史、理科は生物と地学を履修しました。
自分が通っている時はあまり意識していなかったのですが、地学を履修できる高校って結構レアのようです。
そして地学の授業ですが、単なる理科を超えた、もはや哲学でした。
夏休みの宿題も、「自分とは何か」を論ぜよ、というようなものでしたし。
なんで地学で哲学?と思われるかもしれません。

地学を担当されていたのは、森谷正孝先生。
当時、千葉高にいた人の多くが、先生の影響を受けたのではないでしょうか。

僕の拙い理解では、地球を考える上で、人間とは何かを考えなければならない、ということだからだと思いました。
そして、地球に人間が多大な負荷を与えているということを真剣に考えなければならない、ということで、環境問題についての話が、折に触れて出てきました。
この年、1997年は、京都会議があった年です
そうしたこともあり、

「これからは環境問題を考えることが、世界の共通の教養になっていくのだろう」

そう思うようになりました。

そう思ったのはもちろん僕だけではなく、同級生にも同じことを考えている人は多かったようです。
中には、「環境同好会」を立ち上げて活動を始めた友人もいました(顧問はもちろん森谷先生)。
私も時々、この集まりにオブザーブ参加したりしていました。
真面目な企画も多かったのですが、
「電気ガス水道が止まってしまってしまった状態で料理をしてみよう」
というイベントは、なかなか楽しかった。

この時の話を森谷先生が後にブログで纏められました。

https://chibakou.blog.ss-blog.jp/

このブログを書かれてほどなく、先生は他界されました。
数年間、癌と戦い、亡くなる前に千葉高での思い出を遺された。
このブログと、教え子有志の寄稿をまとめた本があります。

自家製本なので、市場には流通していませんが、私も寄稿しました。
高校を卒業して23年。
なんだかんだで、高校時代の繋がりは今でもとても大事にしています。

話がそれてしまいましたが、とりあえず、きっかけは高校時代にあったということで、
次回、大学時代の話や社会人になってからの話も書いていきたいと思います。


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