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大学での学びと環境問題

こんにちは。
先日の記事「どうして環境問題に興味を持ったのか?」の続きです。

今回は大学生になってからの話です。
(いずれ、大学入試の話も書こうと思います)

2001年、一年間の浪人の後に大学に入学。大学では環境サークルに入りました。

今でも活動しているのか謎ですが、当時は1学年数十人単位で部員のいる、大きなサークルでした。
大学公認の文化団体連盟にも属していて、顧問の先生もいらっしゃり、怪しいところではありません(笑)。
(あと、2年生までの間はバンドサークルでギターを弾いていました。それと、最初の半年だけテニスサークルにもいました笑)

このサークルで何をやっていたかと言うと、
私は勉強会担当として、環境関係の本を探してきて読んで発表する、というようなことをやっていました。
あとは、政策系や経営系の勉強会サークルなどとも一緒に勉強会を開催したいな、などとも思っていましたが、これは実現できずに卒業してしまいました。
環境ビジネスがこれから伸びると思っていたので、ビジネス系との繋がりを持ちたかったのですが、途中から私もゼミの勉強も忙しくなってきたので力を十分に割けませんでした。

というわけで、私だけが環境問題に関心を持っていたというわけではなく、当時はやはり、危機感を持つ人も多かったのでしょう。
他の大学にも、多くの環境サークルがありました。
今となっては環境サークルがなくなってしまった大学も多いですが、それは環境問題への関心が低下したということではなく、むしろ関心を持つことが当たり前になったからなのかな、とも思います。

弊社も、2年前に「SDGs宣言」を出していますし、社会の一員として、環境に配慮するのは当たり前、という意識が根付いてきた結果、わざわざ活動をしなくてもよくなったのかもしれませんね。

私が大学進学にあたって選んだ学科は法学部政治学科です。

https://www.law.keio.ac.jp/politics/

当時、環境省という省庁ができたことにも明らかなように、
政治と環境問題は切っても切れない関係にあります。
政策として環境規制をかけることもあれば、
環境対策に助成金を出す場合もあるわけで。
税金を集めてどう使うか、ということはとても大事な問題です。

慶應の政治学科では、3年生になるときに研究会(ゼミ)を選択します。
ゼミでは特定の先生について勉強をしますが、専門書を輪読したり、チームで調べ物をしたりすることが多いです。
私は大石裕先生のゼミに入りました。
マス・コミュニケーション論が専門です。

環境問題をメディアがどう伝えるかということに関心があり、
そのテーマを追おうと思っていたのですが、
大石先生ご自身も当時、水俣病報道について研究もなさっていたので、ちょうどよいタイミングでした。

というわけで、ゼミに入る前から気合をいれて、この本を熟読していました。

何度も何度も読み返したのが懐かしい一冊です。
ゼミが始まると、先生ご自身による本ゼミと、大学院生のご指導によるサブゼミがあり、それぞれ文献を指定されます。
そのため、毎週2冊専門書を読んでいたのですが、これがなかなかハードでした。
週に2回か1回は徹夜しないと読み終わらない状況だったのですが、そこで随分専門書には随分詳しくなりました。
そのことが、進路選択にも大きな影響をもたらしたのです。

続く!(笑)


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