『1÷0=議論』 in アメリカ
数ヶ月前のことですが、アメリカでこんな投稿が話題になりました。
Redditというサイトに投稿された記事です。
My son's third grade teacher taught my son that 1 divided by 0 is 0. I wrote her an email to tell her that it is not 0. She then doubled down* and cc'ed the principal. The principal responded saying the teacher is correct... What do I do now?
と言う内容のものです。
*Double down:ギャンブルで、倍掛けするという意味
ここでは、自分が正しい主張を強めた意味で使っています。
この投稿内容はYoutuberも動画を作るほど、反響のあったもので
動画でも説明されていますが、
答えは、1÷0 is undefined つまり”答えがない”。
興味のある方は、Redditというサイトにこの投稿があるので
ぜひみてみて下さいね。
日本でもこうった投稿は話題になりますか?
算数の問題だけなのに、校長先生に話が行くの?と思った方もいらっしゃると思いますが、校長先生の立ち位置が日本に比べると、アメリカはすごく近い印象です。
担当の先生で解決しないことは、この算数のケースのように、校長先生にIssue(問題) がEscalated(上にあげられた)されます。
私も子供の学校の先生とのコミュケーションをどうしたらいいか
悩んでいる時に、アメリカ人のママ友に言われた、いまでも忘れられない
言葉があります。
”They work for you!”
先生は私たちの税金でお金をいただいているんだから伝えたいこと、または要望があるのなら言った方がいい。
もう少し詳しく言うと、公立の学校の資金は、住民のProperty tax (固定資産税)から予算が取られます。
なので、学校の先生は、あなたの支払った税金からお給料が出てるのだから
You are the boss!(あなたがボス)って事だと。
担任の先生で解決しなければ、校長先生、それでも解決しなければ
教育員会に問題を持っていく!
周りを見渡しても、わりとカジュアル?!にどんどん意見を言っているように見受けられます。
日本人の考えで、そんなに先生に色々言うのもって思ってた時に、言われたことで、文化の違いを痛感しましたし、やはり意見はしっかりと言葉にしないといけない国なんだなと思った出来事でした。
今の日本の学校はどうでしょうか?
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
素敵な1日をお過ごしください♪
================================
最後にアメリカの公立の学校にお子さんを、とお考えの方♪
またご興味のある方に^^
アメリカの公立の学校は、ネットでRating(評価)が誰でもみられます。
Ratingの項目:
アカデミック、先生、クラブ活動、ダイバーシティ、事務局など
評価は州によってアルファベット、もしくは数字:
A+〜D−、または1〜10
家を賃貸する、購入するときにはRating を確認しておくことをお勧めします!