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目の前の現実を自分にとって都合よく解釈できるようになるカウンセリング方法

目の前で同じ物事が起きたとしても、人によって解釈は異なります。

たとえば目の前の人があなたの顔を見て笑ったとします。その時「私と会えて嬉しいんだ」と解釈して喜ぶ人がいれば、「私の顔を笑われた」と解釈して怒る人がいます。

この2人には大きく異なることがあります。

それは、自分における普通です。

目の前の人が笑った時に喜んでいると考えることが普通か、バカにされたと考えることが普通かの違いです。

普通の捉え方に差が出るのは、いままでの経験が大きく影響しています。

幼い頃からバカにされた経験が多い人は、他人に笑顔を向けられると「バカにされた」と判断するようになります。

その人が元々ひねくれているからではなく、そう思ってしまう環境にいた影響が大きいのです。

過去の経験そのものは変えられませんが、様々なカウンセリング方法を使っていくことで自分にとっての普通を変えて、物事の解釈も変えていくことができます。

たくさんの解釈ができるようになると自分にとって都合が良い現実を選べるようになり、自分が心地良く感じる現実を生きていくことができます。

今回は4つのカウンセリング方法をご紹介します。ぜひ日常生活に取り入れてみてくださいね。


信じていることを疑う

現実の見方を変えるために、まずは自分が信じていることを疑ってみてください。

たとえば、目の前の人が笑っていた時にバカにされたと感じたとしても、「バカにしていないのかも」と疑ってみるという感じです。

この「かも」がものすごく大事です。

疑ってみることで初めて別の解釈が見えてきます。自分で自分の信じていることを疑ってみることは、誰かに「バカになんてしてないから!」と指摘されるよりも納得できるようになります。

自分が信じていることは、過去の経験に基づきます。いままで信じてきたことを変えていくことは、世間一般の普通から大きく外れていたとしても抵抗感が出るものです。

抵抗感を無理に突破しようとせず、時間を掛けてちょっとずつ信じていることを疑うことで別の見方も出来るようにしていきます。

「バカにしていないのかもしれない」

「本当にバカにしていないのかもしれない」

「本当にバカにしていらしい」

「なんだ!誰もバカにしないんだ!」

このように段階を踏んで現実の見方を変えていきます。

自分のことを否定的に感じていたり、ひねくれて世の中を見ている感覚があったら、いま信じていることを疑っていきましょう。

ちょっと疑ってみるだけで、いまよりも生きやすくい現実に変わっていくはずです。


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