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自分を悲劇のヒロインにしない勇気が人生を幸せに導く

生きてると色々なことが起きます。

どんな美人でも、ずっとお金持ちでも、嬉しいことも悲しいこともつらいことだって起きてしまうのが人生です。

たとえネガティブな出来事が起こっても、腐らずに、自分を卑下せずに、投げやりな生活にならずに生きていければ、きっと「いい人生だった」と思いながら最期を迎えられる気がしています。

そのために結構大事なことは、自分を悲劇のヒロインに仕立て上げないことなんじゃないかと思うんです。

人の性質として、自分が信じたことを証明したくなる心理が働くという特徴があると言われています。

自分のことを悲劇のヒロインのように感じていると、そんな自分に合う現実だけピックアップして、自分が信じたことに対して無意識に都合良く証明していこうとします。

例えば、99人に可愛がられたとしても「どうせ社交辞令でしょ?」と思ってしまうと同時に、たった1人から言われた悪口を採用して「やっぱり嫌われてるんだ」と思ってしまうことなんかが起きてきます。

自分のことをどんな人間として見ているかによって、ピックアップする出来事が変わって、現実の解釈も大きく変わってくるということです。

悲劇のヒロインとして自分を扱うことはダメなことというわけではないのですが、どうせなら「色々あるけど結構幸せ人生を送っている人間」として自分を扱ってみた方がきっと毎日は楽しいんじゃないかと思うんです。

だからといって、「私の人生超ハッピー!!超幸せー!!!」みたいに必死に思い込ませる必要はないです。

「それなりに幸せな人生だな」とか「実は幸せな人生なのかも」くらいあやふやな感じでも、悲劇のヒロインとして自分を扱うことがなくなり、幸せを感じる瞬間も確実に増えてきます。

人生は本当に色々なことが起きます。

悲劇のヒロインとして、現実を悲観的に捉えた方が楽に感じることもきっとあると思います。

「こんな私だからつらいことが起こるのは仕方がない」と捉えた方がつらさが減る感覚があることも確かです。

でも、どうせこの現実で生きていくなら幸せだと思える瞬間がたくさん訪れた方が絶対に楽しいです。

悲しい出来事が起きた時はそんなこと心から思えなくても、絶対に自分をかわいそうな人として扱わないと決めた勇気は人生をもっと幸せになる方へ導いてくれます。

可哀そうな人はどこにもいないから。


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