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子育てが楽になっていく新しい考え方

子育てが楽になるグッツやサービスは増えてきました。私は2人の女の子のママをしていますが、ひと昔前よりも環境的には子育てが楽になってきたような気がします。

でももっと子育てが楽になるために、子育てに関する考え方を変えていってもいいんじゃないかと思っています。なぜなら子育てに関する考え方は、親や親の世代からそのまま受け継いでいるものが多いからです。

便利な世の中になっているのに子育てを苦しく感じる時は、自分に合わない考え方を持ち続けているかもしれません。

これからお伝えする子育ての考え方についてのポイントを活用して、いまの自分に合うものをアップデートしてみてください。



子どもよりも親の気持ちを多く優先する

子育てをしていると、子どもが最優先になっていきます。

出かける場所にしても、食べ物にしても、寝る時間や起きる時間も子ども優先になります。子どもの成長のため、子どもがストレスに感じないために必要なことではありますが、どこかで親の方が先に我慢の限界を超えてしまいます。

我慢が多くなると不満に変わります。親なんだからワガママを言ってはいけないと思っていると、さらに気持ちを押し込めていきます。

押し込められなかった部分がちょっと出ると、ちょっとしたことでイライラしてしまう状態になっていきます。

そもそも我慢をしてしまうのは、とっても優しいからです。自分の子どもの頃と同じ様につらい思いをしないように、もっと幸せになってもらえるように子ども意見や気持ちを一番に考えているからこそできる行動でもあります。

だからそんな親ほど、子どもより親である自分自身の気持ちを多く優先してみてください。

具体的には、家族で一緒に出掛けた時に子どもが喜ぶ所だけに行かずに、ママが好きなカフェやお店に寄ってみるという感じです。

夕飯の食べ物も子どもの好きなものだけでを毎日用意するのではなく、ママの好きな食べ物を優先して用意する日を決めてみてもいいと思います。

親の気持ちを優先して子どもに我慢をさせることに抵抗がある方もいるかもしれません。

でも子どもに対して我慢をさせることは、悪いことではないということではないんです。

好きなことをするために、全ての人には認められないこと受け入れられないことを我慢しなくてはいけない時があります。つまり幸せになるために我慢が必要な場面が人生のどこかに必ずあります。その予行練習だと思って、遠慮せず親の気持ちも優先してみてください。


自分の子どもでも、考え方も価値観も全く違うと意識する

同じ家に住んで、似たような顔立ちをしていると、価値観や好き嫌いもなんだか同じ様な錯覚を覚えることがあります。

錯覚するのは無理もなくて、一緒に住んでいると口癖も仕草も似てくるから、「私と似ているな」なんて思う方が自然です。似たような感覚があると、嬉しくなりますしね。好きな物が一緒ってすごく嬉しいですしね。

でも、意識して親と子どもは全く考え方も価値観も違うと思ってみてください。

まず優先順位は絶対に違います。

ママは友達と公園で遊ぶのが大好きだったとしても、子どもは一人で家でゆっくり過ごしたい場合もあります。

見えている世界も違います。

ママは色々なことに気付けて慎重に行動できていても、子どもは何にも気付かずに、一点をただ見つめてずっと考え事をしていることもあります。

血がつながっていても、自分とは全く違う人間であることを意識すると、「なんでこうしないの?」「なんでこうできないの?」という怒りがなくなっていきます。

なぜ?が消えると、次は具体的に「じゃあどうしていこうか」という話し合いができるようになります。少しずつではありますが、お互いに楽に過ごせる方法やルールも見つけ出していけるはずです。


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