弓場さん

発展途上国と日本の架け橋を目指す、ユニバーサル協同組合“弓場美幸”さん

ベトナムを中心に、インドネシア、ミャンマー、モンゴルで人材育成、日本語と日本のマナーを教え、日本企業で活躍する機会をつなぐこと、また、日本に進出したい海外の企業、日本企業の海外進出のサポートをされている弓場美幸さんにお話を伺いました。

〜弓場美幸さんプロフィール〜
●出身地 兵庫県、現在、大阪に在住
●活動地域 大阪を拠点にベトナム、インドネシア、などアジア各国
●経歴 専門学校卒業後、貿易会社にて勤務。会社在籍中に起業し、アジアを中心とした各国で事業展開。

記者:今日はよろしくお願い致します。弓場さんは、海外の人材育成から日本企業とのマッチングを行っていらっしゃるという事で、まずは今、目指されている夢やVISIONをお聞かせ頂けますか?

弓場美幸さん(以下、弓場 敬称略):よろしくお願いします。
僕は、これから発展途上国と日本の架け橋になりたいと思っています。以前は、貿易会社をやっていた事があり、海外からものを仕入れて日本で売るとか、日本のものを海外に売るということをしていました。
でも、今は、貿易会社をやるつもりはなくて、いろんな方が、日本からアジアに進出、逆にアジアから日本に進出するというお手伝いを、もっともっとやっていきたいと思っています。

協同組合は、3年前に立ち上げたのですが、“架け橋”と言っていることは、「何かお役に立てないかな」という想いで常に考えていると、そういうことが、自分の目の前に舞い込んでくるんですよね。
仕事にしても「なんとか仕事取らなきゃいけない」と思って、仕事を取るとか、恋愛でも一緒だと思うんですけど、「彼女欲しい、彼氏欲しい」って探しに行くけど、そういうものじゃなくて、たまたま知り合った人が悩まれていて、その悩みに対してどなたか人を紹介したり、そういうことで構築されていくイメージです。

記者:“架け橋”というものが、とても自然なイメージなんですね。
その夢に向かって、どのようなことに取り組まれていますか?

弓場:これからますますITやAIの進化は加速すると思っています。AIによって消える仕事が180万件であるのに対して、230万件が創出される。そんな中、一昔前だったら、全世界の人口が66億人。今や75億人とどんどん人が増えていっています。でも日本の人口は逆に減っていく。担い手がどんどんいなくなっています。一方で、日本で働いている外国人というのは、全国で128万人います。そう考えてみると、今後、関西で何が必要とされていくのか、日本で何が必要とされていくのかを常に考えています。

私が取り組んでいることの1つは、人材ですね。2035年人材不足で潰れる会社が30万件と言われています。今、日本の深刻な問題が人材問題です。私たちはアジアの良い人材を集めることをやっています。

海外の方を現地で日本語を教え、技術を教えて、日本に来て仕事に就けるまでを支援しています。
人材の問題以外にも、食料問題、環境問題、エネルギー問題を深刻な問題として捉えています。今後、この4つの問題を何とかしていこうと取り組んでいます。

記者:お話を聞いていると、「人の役に立とう」「問題を解決しよう」という気持ちを強く感じたのですが、そう思ったきっかけはどういうことだったのですか?

弓場:正直言うと、10年前に騙されて会社が倒産しました。自己破産して、借金を抱えて、その時に、死のうと思ったんです。
何度も自殺を考えました。何度も考えたんだけどね、飛び降り自殺。でも、「ここから飛び降りて、本当に死ねるのかな」って。「もしかしたら骨折して終わるんじゃないか」って、なんかどこか、生きてる自分がいた。完全に死にきれない。中途半端に生きたくない。と思いました。
他にも死ぬ方法を考えました。例えば、高速道路で走って、壁に激突しようか、でも、自分だけ死んだらいいけど、関係ない人を巻き込んでしまう可能性を考えた時に、「やっていいのかな」とか。
死ぬ場所もたくさん探しました。探して、探して、探していたけど、どこかで生きている自分がいました。

それまでを振り返った時、思い出したことがありました。小学2年生の時に、カブトムシを取りに行って、高さ3mの木の上から落ちたんですよ。
頭から落ちて、その日が峠ということで、助からないと言われてました。でも、助かった。それもあって、死のうとしているけど、死なしてくれない何かがあるように感じました。
死ぬ場所を探して、白浜の自殺の名所に行きました。断崖絶壁の下は海、結構高い崖でした。上から見て、「ここから飛び込んでも、下が海なのに、死ねるか?」と思いました。私は中学の時、水泳部だったんです。いや、「これは普通に飛び込みと一緒だから、こんなんで死ねるか?」と思って、ずっと下を見てたら、自殺しようとする人を呼び止めるボランティアの方がいて、そのおじさんに呼び止められました。

本気で死ぬ気だったら、考えない。もう飛んでる。そこまで考えるということは、どこかでもう一度、やり直したいと思っている気持ちがあるように思いました。だからその時点で僕の人生というものは、死んだとして、これからの人生は、みんなの役に立つことを決めました。今ある命は付録みたいなものなので。
本来は10年前に死んでると思ってるので、だからそれまでに出会っていた人脈も、いったん全部手離して、1から人脈も築いてきました。今も何万人という人脈がいますが、その人脈は、この10年間で築いてきた人脈なんですよ。

記者:人生の転機というか、この10年間で全く違う人生になったんですね。すべてを1から始めた感じなのですか?

弓場:それまでとは仕事の仕方も全然違います。10年以上前(2008年頃)の時は、お金儲けのビジネスで、「これをやったらなんぼ儲かるの?」という考えが基準で、いいとか悪いとかではなく、売れるか、売れないか。それでどのくらい儲かるか、儲からないか。だけど今は違います。これをやったらどれだけの人に喜ばれるものなのか、いいものかどうか、という価値観になりました。お金儲けで付き合ってた人脈は、お金がなくなった時点で消えます。

昔の僕を知っている人は、今も1割くらいいますが、人相も違うと言われます。昔は、話しにくかったと思いますよ。今でも恐いと言われることもありますけどね(笑)

今はその時の収入からしたら10分の1くらいです。でも今の方が楽しい。「仲間」と言える人も多いです。人間関係も全然違います。今の人脈は、もういい人ばっかりで!いろんな人をご紹介させてもらうけど、本当にいい人ばかりです。

記者:最後に読んでる方へメッセージをお願いします。

踏み出せなかったら、踏み出したらいいと思う。でも最初の一歩は勇気がいる。それは仕事にしても、恋愛にしても同じです。
この仕事やりたいけど、わからないから恐い。わからなくて恐いのは、みんな一緒だから。わからない時は、ただ、それでも1人でがむしゃらに進むのではなくて、いろんなよきアドバイザーの人に相談したらいいと思います。自分でわからなかったら聞いたらいい。
1人で何もかもを解決しようと思っている人が多いと感じています。できないことは相談したらいいし、相談できる人を常に持つということが、いいと思います。1から10まで完璧にできる人なんていないと思います。

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【編集後記】インタビューの記者を担当した山口です。
弓場さんが取り組まれていることは、10年後、30年後の日本や、大阪の未来を想って、多くの方に必要とされる、お役に立てることだと思いました。
常に相手を想い、行動される弓場さんの背景には、人生を大反転させた大きな出来事があったのだと、改めてお話を伺えて、よりお人柄を理解できました。「仏さんみたいな人になりたい」と、まだまだご自身の可能性を磨き続けていらっしゃる姿勢がとても印象的でした。

普段はあまりこんなお話はされないという、貴重なお話を伺わせて頂き、
ありがとうございました。これからの活躍も益々応援しています!

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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。

https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36


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