【家族分析】やってきたことが証明されたようでうれしい・・
子育てをしていると、子供の考えが素直に聞けるときもあれば、意見がぶつかったり、反論されて悩んだり…そんなことありませんか?
ISD個性心理学では、価値観や思考回路、行動パターンの違いから、個性を大きく3つのタイプ「MOON(月)」「EARTH(地球)」「SUN(太陽)」に分類しています。
今回、家族分析のご依頼を受けたご家族は、両親、長男22歳、長女18歳、次男10歳、次女5歳の6人家族。
個性分析の結果、ご両親と長女はEARTH(地球)グループ、長男・次男・次女はSUN(太陽)グループであることが分かりました。
こちらの家族には、MOON(月)グループはいないことも判明。
ママにとって育てやすいのは長女。何を考えているのかさっぱり分からず、衝突ばかりしているのが長男・次男・次女。
ムダを嫌い、常に効率的に動くご両親に対して、自由奔放、その時の感性や直感で行動する長男・次男・次女。
あきらかに価値観や行動パターンの違いからおきる、お互いがストレスフルな状態です。
特に長男は、初めての子育てで不安もあり、すべてが”こうでなければならない”と論理的な思考ばかりしていた。
学校に行きたくないと言っても、学校を休むのは絶対ダメ、とむりやり連れて行っていたそうです。
次男も手が付けられなかった。次男は自分の意見が通らないと引き込みがちに。
5歳の次女は、かんしゃくを起こす。
唯一、ママの意見を聞き入れてくれるのが同じ価値観を持つ長女。
そんな長女には、長男次男に手をかけすぎるママに寂しい思いをしていた、と言われたこともあったそうです。
ご両親は、ともに同じ価値観なので子育てに対する考え方に違和感はなく、だからこそ、SUNグループのお子さんからすると、二人から攻撃されている感覚だったのでしょう。
そんな試行錯誤しながらたどり着いたのが、口ぐせのように言っていた、「だから何?」「どうして?」「それから?」の質問攻めから「そうだったのね」「それでどうなったの?」と共感しながら話を聞くようにしたところ、子供たちもイライラしなくなったそうです。
今回の分析を受けて”自分たちが長い時間をかけてやってきたことが証明されたようでうれしい”とのお言葉が印象に残りました。
私自身も、自分と息子の価値観や考え方の違いに驚いたことを思い出しました。
知った時には息子はもう30才だったのですが、今からでも息子の価値観を受け入れようと、声かけや態度を改めました。
そうこうしていくうちに、こんなにもおしゃべり好きな息子だったのかと思うほど会話が増えていきました。
今回のクライアント様も、今までの辛かったことを少しでも受け入れられ、気持ちが楽になられたかな、と思うとお伝えできたことを心から嬉しく思います。
すべての物事に良いも悪いもありません。
どう受けとめるか、心の持ちよう次第でご機嫌でいられます。
その根拠となる一つの指針が自分を知ること、そして相手を知って認め受け入れることだなと、今回も深い学びでした。
ありがとうございます。
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