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所属Big4監査法人Loveな公認会計士が卒業、独立開業した件2-開業準備編-

こんにちは。公認会計士よしみんです☻
前回は独立開業にあたっての出発点、心情面を綴りました。今回は、開業に際しての形式面の準備について綴りたいと思いますっ


個人事業主か法人代表か

前提として、組織化して拡大していくということは全く考えておらず、私のみで独立開業すると決めていました。

そのため、その形態を

  1. 個人事業主として公認会計士事務所を設立するか

  2. 株式会社や合同会社のように法人を設立するか

いずれにするか考えました。
一長一短は既に皆さまご承知の通りのところですが、私は「2.株式会社や合同会社のように法人を設立する」を選択しました!

大きな理由としては、①契約相手となる顧客が法人と見込まれていること、②経費計上を単純化できること、③今や関連サービスが充実しており容易にできることです。

株式会社か合同会社か

これは単純です。資金効率の観点からより合理的な合同会社をチョイスしました。
登記関連費用も安く、基本的に一度きりで済むからです。

資本金はいくらか

役員(私)自身、キャッシュはある程度蓄えられており万一の場合には役員から借入が行えるのこと、法人としての一定程度の体裁を整えること、創業融資をいくらかしてもらうと想定していること、を踏まえ目先焦げ付かない程度の1百万円にしました。

創業融資については、日本政策金融公庫さんにお願いしました。この点、監査時代の自己査定経験が大いに活きました。
融資については、法人としての想定外の事態に備えたかったことはもちろんですが、当事者として経験したかったということも大きかったです。結論、難しいとかつらいといったことは一切なく、単純に面白かったです。

創業計画書の作成、面談、各種手続きなど、監査人としての立場でもなく、コンサルティングとしての支援する立場でもなく、当事者としていろいろやるのは、やっぱり楽しいですね!
創業融資については別記事で綴ってみたいと思いますっ

会社設立をどのサービスで実施するか

私の場合、freee会社設立かマネーフォワードクラウド会社設立のいずれかを考えていました。
このチョイス、設立後の会計ソフトをどれにしたいかと直結しますかね。(同じ会社設立サービスとクラウド会計を使えば費用面でもお得になるし)

結論、私は、マネーフォワードクラウドにしました!

この点、アドバイザリー業務の支援の中でfreeeは一通り触ってみていましたが、私たち公認会計士は会計リテラシーがあるが故か、あの独特な世界観で作られた「会計」がどうもわかりずらいな、と思っていました。(マネーフォワードクラウドは会計リテラシー保持者フレンドリー。あくまで個人的意見です)

ただ、freeeは、スマホアプリで仕訳計上できる点は、パソコンやタブレットなしでちゃちゃっとできて良いなと悩んだポイントでした(マネーフォワードクラウドはブラウザのみ。それもパソコンでの表示スタイルのみ)。

また、マネーフォワードクラウドは基本的にオールインワン(会計のみならず人事給与、社会保険、契約書サービス等込々)契約でラクチンであるのに対し、freeeはオールインワンというよりはパッチワーク的に必要なサービスをサブスク契約する形も、めんどくさいと思ってしまったことも理由です。
料金も、freeeのほしい機能を足し合わせたものとマネーフォワードクラウドでざっと比較しても、劇的な差はないですし。

ちょっと長くなってきたので、こちらで終わりたいと思います!
今回は独立開業の準備に際してまず考えた事を綴りましたっ
お読みいただきありがとうございました!!


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