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深い眠りと充実した一日

目が覚めた瞬間がとってもスッキリしていて、外は暗いけどそろそろ6時頃だろうと枕元に置いたスマホの電源ボタンを押したら、3:10の数字が浮かび上がりました。それだけ眠りが深かったんだと思うと、心地よくなります。それでも、起きて活動するにはまだ早すぎるから、もう一度目を閉じて体の力を抜きました。

深い眠りを味わえたということは、前の日に充実した時間を過ごせたんだねと連想ゲームのように繋げていくと、思い当たることがひとつ。

昨日は、小学校のバザーでした。子どもたちが企画したゲームコーナー、各家庭から友愛品や小学校の向かいにある福祉施設が手掛けた品々が並ぶ物販コーナー、そして、コロナ禍を経て数年ぶりとなったおやじの会の焼きそばコーナー。僕は、おやじの会で朝から夕方まで動き回っていたのです。

全国の学校が一斉休校となったあの年、おやじの会の活動も全てストップしました。人が集まって、何かをしながら交流を深めて、子どもたちや地域のために繋がりを築いていくことが目的だった活動。その「集まって何かをすること」が制限され、悶々と過ごしたした期間がしばらく続いたせいで、会の存在自体が薄れてしまった数年間でした。

新たな年度が始まろうとしている頃、おやじの会は今年活動を復活させなかったら、このまま立ち直れないかもしれないと、危機感を感じ始めました。コロナ前を知る何人かに相談しながら、おやじの会を立て直して次に繋げることを目指して始まった令和5年度。小学校の運動会、校区の神社の夏祭り、公民館の文化祭と、出番が作れる行事はあります。でも、自分たちで何かを企画するには、仲間がいなくて力が足りません。かと言って、止まっていたら何も始まらない。
不安を抱きつつも、できることをやろうと動いていたら、少しずつ賛同してくれる人が現れてきました。

初めて会う人にお久しぶりの人、地域で面識があった人、実は子ども同士が保育園から一緒だった人。
輪が広がるうちに、作戦会議という名の飲み会も実現し、屋台の焼きそばに必要な道具も提供してもらえるようになり、「買い出しに行くときは一人で行かないでくださいよ。一緒に行きますから。」と声もかけてもらって、みんなで迎えられたのが昨日のバザー。

朝の食材の買い出しも、テント立ても、屋台の設営も、食材切りも、そして、火を入れて焼きそばを作り始める瞬間も、そこにはたくさんの顔がありました。複数の場所で動くときも、ここはお願いしますと託して次のところに行くと、それぞれでことが進んでいきます。
12時40分の販売開始時刻には、お昼になっても気温が10度と寒かったにもかかわらず、行列が並んでいました。
休むことなく焼き続け、売り続けて、夕方には200食以上を完売です。

ちゃんと自分たちの分も確保して、みんなで食べた焼きそば。それはそれはおいしくて、疲れも心地よくて、だから夜もぐっすり眠れた。

充実した一日とそこに至るまでを思い出すと、心が満たされます。

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