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 近所の図書館で借りた超初心者向け(A0とA1)のテキストで学習していたのですが、そのテキストも一区切りが付いたので日本で購入したオランダ語を学ぶ本を一から進めています。

 私が今取り組んでいるのは『オランダ語の基礎』(白水社)です。現在は第5課まで終えました。
 英語とは違うアルファベットの読み方や単語の読み方などは少しずつ理解できるようになってきています。

具体⇄抽象、音声と蘭作文で勉強

 勉強時間は30分程です。今の私のオランダ語の勉強法は、各単元の解説を読んで問題を解き何度も解説と問題を往復しています。個々の問題に現れる具体的なケースと、それを抽象化(一般化)した解説を比べて自分に馴染ませていきます
 また、音声を聴いて文字を追い、その後シャドウイングをしています。本当は復習のために寝る前に音声を聴きたいのですが、それを毎日続けるのは難しいです。
 そして蘭作文は一番気合いを入れます。気になった文は「Quizlet」に打ち込んで、日本語を見てオランダ語で書けるように復習できるようにしています。

 私がこれまでに必要だと思った単語やオランダ語の文章については、「Quizlet」で復習を効率よくしたいと思っています。後ろの方になると文章をたくさん打ち込んでいます。毎週末の土日で平日に勉強したことを復習しようと思います。

これまで学習してきた単元

・主語として使う人称代名詞とそれにあたる動詞(英語でいうbe動詞)の活用
・疑問文の作り方
・倒置が起こるケース
・男性名詞や女性名詞
・数字
・動詞の変化と活用
・冠詞の使い方
・前置詞
・助動詞や命令文
・指示代名詞や形容詞

この辺りまでの学習が終わりました。
英語を学んた時に苦労して理解した「品詞」や「文型」がオランダ語を学ぶのに役立っているように感じます。

難しいと思うこと

・主語に合わせて動詞を変化させる
・名詞を男性と女性に分ける
・冠詞がdeなのかhetなのか
・指示代名詞を使い分け
・前置詞

 英語と似ているものもあれば、違うものもあります。しかし、まだ言語自体は似ているので、これらのことは慣れるしかないと思います。

新鮮な気持ちで学べる

 新しいことに触れるのはとても新鮮です。
 言葉を使うことに対して、日本語であれば何一つ不自由を感じませんが、英語さらにオランダ語となれば不自由さしかありません。
そこで頭が活性化しているのを感じます。

 茂木健一郎氏の『怒らない脳』では、新しいことにチャレンジする脳へのメリットについて述べられていました。
 慣れないことをやってみることについて、まずできなかったことができるようになるとドーパミンが分泌され、やる気が高まるそうです。
 また、慣れないことに取り組むことによって、自分の視野が広がり脳の回路が強化されるそうです。
 そして、自分の未熟さや勝手な決めつけが分かり、自分の無力さを痛感して許容範囲が広くなるということも書かれていました。

 私のオランダ語習得の目的は、現地の人たちと話ができる(欲を言えば、現地の教育に携われる)ことなので、それを忘れずにコツコツと無理のないようにかつ継続的に取り組んでいきたいと思います。

<参考文献>
・クレインス桂子、クレインスフレデリック、河崎靖『オランダ語の基礎』(白水社、2004)
・茂木健一郎『もうイライラしない!怒らない脳 怒る自分、キレる他人に対処する科学的メソッド』(徳間書店、2020)

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