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【らんまん】菊くらべ【第21週・ノジギク】

「らんまん」第104話感想です。

今週は寿恵子を中心にお話が進んでいます。
舞台は新橋にある寿恵子の叔母さんの料亭「巳佐登」。財界人や政治家、軍人などが訪れる、格式高い?お店のようです。寿恵子はここで仲居として働くことに。先輩の仲居さんに叱られながら、何とか仕事を覚えようと頑張っています。

ボロ(は失礼か…)長屋にこもって、ひたすら植物と向き合うシーンが続いていたので、ガラッと雰囲気が変わりましたね。

その料亭の常連の一人が、岩崎弥太郎の弟、岩崎弥之助(皆川猿時さん)。岩崎弥太郎は三菱財閥の創始者、弟の弥之助はその2代目総帥ということで、実在の人物ですね。

ある日、店の客たちは菊の話題で盛り上がっていました。花火のような菊を見た、いや、丁子咲が好きだなど…。芸者の菊千代(華優希さん)は、自分の名前に「菊」が入っているのに、菊のことはよく知らなかったと話していました。
そこで岩崎弥之助は「菊くらべ」をしようと提案します。出品は誰でも可能。一等になった菊は、岩崎が高値で買ってくれるというのです。

菊の栽培は江戸時代に流行し、実際に「菊合わせ」という品評会が行われていたとか、明治時代には大菊の作出が盛んになった…など、菊のことを色々調べて書こうかな…?? と思いましたが、短時間ではなかなか調べきれそうにありません。。 奥が深そうな菊の世界…
菊はパスポートの表紙や勲章にも使われているし、日本人にとって特別な花の一つであることは間違いないですね。日本の切り花で一番流通しているのも菊とのことです(仏花としての利用が多いためだと思います)。
植物をテーマにするからには、菊を取り上げないわけにはいかないと、このタイミングで登場させたのかもしれません。

整然としていながら華やかで品がある姿が、日本人の心情に合っているのかもしれませんね。。 香りも良いですね。
(↓あまり関係ないですが、去年書いたキクの記事…)

「菊くらべ」の話を聞いた寿恵子は、採集旅行に出かける万太郎に、何やら頼みごとをしていました。寿恵子の戦略やいかに??

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