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【らんまん】日本の植物学は次の段階へ?【第22週・オーギョーチ】

「らんまん」第106話感想です。

徳永の誘いで、7年ぶりに東大植物学教室に戻った万太郎。しかし、7年の年月は短くなかったようで、万太郎は「浦島太郎状態」に…。

万太郎が植物学教室に行ってみると、白衣を着た学生たちが研究中でした。新しい機材もおかれていて、植物の検定は大学院生に任されているなど、以前とは違う様子に万太郎は少し戸惑っているようでした。

万太郎は徳永の研究室を訪れ、今後の任務は今まで通り各地で植物を採集し標本を集めたり、すでにある標本を検定したりすることだと伝えられます。

しかし、ドイツ留学の感想を尋ねると、徳永は「標本の数で世界と張り合おうとしていたのが間違っていた」と話しました。歴史が違う分、圧倒的な差がついていることを目の当たりにしたのです。
「いや、勝ち負けでは…」万太郎が言いかけると、「勝ち負けなんだよ、槙野」と徳永は言います。

そんな中、ムジナモの植物画で、万太郎が世界で最も知られた日本人植物学者となっていることも分かったと話す徳永。日本人の器用さが評価されていたのです。

「この国の植物学は、とっくに次の段階に入ろうとしている」と徳永は続けます。それは、顕微鏡を使った解剖学でした。ミクロの世界の植物学が、世界的に注目されるようになっていたのです。

教室に戻り、万太郎と大窪(名前間違えてました、すみません💦修正しました)の会話シーンに。大窪は、「お前、何で戻ってきたんだ。しっぽ振って標本取ってくるだけの犬じゃねえか。古いんだよ、お前は。地べたをはいずる植物学は終わったんだ」と、強い口調で万太郎に言います。

波多野と組んでいた画工の野宮は、顕微鏡の世界が描ける唯一無二の画工兼「植物学者」となっていました。

時代の変化に戸惑う万太郎…。今週はどんな展開になっていくのでしょうか。

※トップの画像は、オーギョーチの写真がなかったため、手元にあった近縁のオオイタビ(プミラ)の写真を使ってみました。

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