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フリーランスのお話NO.7 金持ち父さん

金持ち父さんと言えば、「金持ち父さん、貧乏父さん」でお馴染みのロバート・キヨサキ氏。

お金についての本を色々と手にする人は、一度は目にしたことがあると思うのですが、僕も、もうかれこれ10年くらいはこの人の本に、たまに目を通すことがあります。

それくらい忘れられないような重要なことが書かれてあるし、たまに読むことでお金に対しての意識の持ち方も変えることができるのです。

その力がロバート・キヨサキ氏の本には含まれているのです。

ですが、どういうわけか、この人の書く本は、「勧誘目的だ」「洗脳だ」なんてことを言う人がいるのを知って疑問に思った。

確かに自分が知らないことについて、やたらとこうしろあぁしろと言われてしまうものだから、防衛反応からか、なにかしらのアレルギー反応が出る人がいてもおかしくはないだろうなぁと思う。

それと、ロバート・キヨサキ氏の特徴として、強迫観念を脇立てるようなメッセージがたくさん含まれているのも、そういった要因になっている気がする。

現に僕自身も、いくつかの本を読んでいて、お金に対しての不安が急に強まって、夜に眠れなくなったことがあった。

でも、ちゃんと本を最初から最後まで隅々読んでみると、その不安の解決法が色々と書かれてあるのです。だから、必死になって読み進めたくなってしまう(笑)

それって、よく考えてみると悪徳商法でもなんでもなくて、人間の心理を利用した文章の持つ力を使って、この本が作られているか、または、たまたまロバート・キヨサキ氏に、そのような能力が備わっているのではないかという結論に至ったのです。

そのことに気づいてからは、文章を書く身としては、この人の本を「お金に関する本」としてだけでなく、「文章について学ぶ本」としても捉えてみるとどうだろうかと考えるようになったのです。

もちろんお金の知識を学ぶのには、かなり重要なことを知ることができるのは言うまでもありません。ですが、人によっては必ずしもお金持ちになることだけを目標にしているわけではないでしょう。

そんな人にとっては、ただお金に関する不安を脇立てるだけになってしまうかもしれません。

ですが、可能であればお金の問題はひとまずおいておき、文章の書き方に注目してみるのも、面白いんじゃないかなという気がしているのです。

なにせこの本が書かれたのも、かなり前のことです。情報としては古くなってきている部分もあることでしょう。とはいえ、構成されている文章一つ一つの力は、かなり大きなものであるには間違いありません。

僕は文章を書いてお金を稼ぐことが多いので、多少なりとも気づかされることが多いのです。

もし、文章力を身に付けたいとか、広告について学びたいなんて人は、お金のことだけじゃなくて、そういった違った視点で金持ち父さんのシリーズを読んでみてほしいのです。

きっと新しい発見があること間違いなしです。



「洗練された投資家になるためには、投資家が使う言葉を学ぶ必要がある。」そんなことなんかもハッとさせられたりするんだよなぁ。

ゆるくゆるくいきましょう♪