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「國體志士大杉栄と大東社員甘粕正彦の追発生」が発刊されました


この度、本著「國體志士大杉栄と大東社員甘粕正彦の追発生」を、我が恩師である落合莞爾先生が世に発表したことは、ウクライナ有事が進行中の現在にあって、正に時代が転換する機が熟した歴史の必然であると言えるでしょう。
門人の一人が大杉栄の死に疑問を呈したことが呼び水になったとは言え、本書に著されているように大杉栄と甘粕正彦の関係を洞察し、非の打ち所がないほどに明快に、かつ科学的に証明し得たのは、長年の著者による真実に対する真摯な姿勢と、胆識の為せる妙技だと、改めて尊敬の念が深まりました。
本書でも述べられている通り、大杉栄や伊藤野枝、また、甘粕正彦を題材に取り上げた著作は数多くありますが、表層的なスキャンダラスな出来事にフォーカスされたり、旧帝国軍人を貶めることに執着するあまり、真実から遠ざかる有様は、我々日本人のこれまでの大杉観が、ことごとく文筆家の浅薄な歴史観や庶民的興味の反映に過ぎなかったことを痛感させられます。
本書は、悪名を被り、自身や家族を犠牲にしてまでも日本の未来を養った英傑たちへの禊祓えでもあります。それと同時に、戦後、在日米軍の傘の下で日本人の歴史観を歪めてきた者たちに再考を促すことにもなるのではないでしょうか。
『甘粕事件』は学校日本史において、大正時代の大事件として扱われており記憶されておられる方も多いと思いますが、その要点は本質を捉えていないどころか、ほぼ真逆のことを教えており、戦後日本史の歪みが顕著に表れている格好の例だと言えます。

落合先生は多年に渡り、歴史のみならず、金融、経済、国際政治、美術品など様々な分野に精通し、自身で洞察を繰り返し、研究したものを世に発表してきました。そのような弛まぬ努力と併せて、『吉薗周蔵手記』という、陸軍特務が極秘に記していた手記を元に歴史の裏面を次々と解読をしていき、さらにそれを進化させて本書の内容を完成するに至りました。
また、ご自身の祖父の井口米太郎さんと、堺利彦との因縁からも。
更にはご自身が代表理事を務められる紀州文化振興会の事績などに鑑みても、本書で述べられている歴史そのものに関わる運命にあったと言えます。

冒頭に「科学的に証明し得た」との表現を用いましたが、家系における遺伝的特性を重要視し、軍人の多い大杉栄の親族を明らかにし、憲兵に殺されたはずの大杉栄が、実は自身の従兄が事件直前まで憲兵司令官であったという、もはや言い逃れのできない事実を敗戦史観に突き付けたのであります。

いわゆる広義の『社会主義思想』の萌芽の淵源を辿ると、フランス革命に至り、初動は1700年代初頭にまで遡ると言われていますが、1848年のマルクスによる『共産党宣言』により、明治維新のあとの日本社会に社会主義思想が導入されることを想定していた國體勢力が率先して社会運動のリーダーシップを執ることにより、堺利彦や大杉栄が活躍することとなったのです。

敗戦後の日本の占領軍は、長年の植民地経営のノウハウを生かし、日本人に好感を抱かせながら、見事なまでに日本人を骨抜きにしましたが、ある一定の年数の経過により、民主主義は制度疲労を起こし、その隠しているところが露わになり、政治に対する民意の低下と、議員の質の低下は誰の目にも明らかとなってきました。それはまた、ウクライナ有事を仕掛ける『トロツキスト』の足掻きとなって現れており、本著を読むことで現在の国際政治の本当の姿が瞭然となってきます。

末筆ながら、本著がこのタイミングで落合莞爾先生から発表されることは、すべての読者にとって未来を見据えるために大変有益であり、また、一身を捧げて未来を養ってきた英傑の鎮魂につながるものと確信しております。



「國體志士大杉栄と大東社員甘粕正彦の追発生」の購入方法

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金額:5,500円(送料込み)
振込先:ゆうちょ銀行 店番四七八 
口座番号13226981
ユ)ケイリンブンコ
メールアドレス kiyo1213@gmail.com





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