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技育博2023 参加体験記 - 団体交流を通して

お疲れ様です。よしPです。
今回は、IdeaxTechの渉外担当として技育博2023に参加した際の体験記と、そこで得た各団体の運営方針や課題点を書こうと思います。

想定読者
・技育博を思い出と共に振り返りたい人
・エンジニア団体の運営に悩みがある人
・技育博惜しくも参加できなかったけど、内容は知りたい人
・技育博について知りたい人
・IdeaxTechについて気になる人!(ぜひ笑)

そもそも技育博とは?

技育博(ぎいくはく)は、技育博は「技術者を育てる」ことを目的とした
エンジニアを目指す学生団体のための交流会です。

全国から80のエンジニア学生団体(約160名)が渋谷に集結し、各団体がブースを出展。コロナ禍で失われた「つながり」を取り戻すために、全国の学生や企業と「リアル」で出会える場所です。 

【写真で見る】全国からエンジニア団体が集う 『技育博』 レポート


イベント参加の狙い

IdeaxTechは2回目の参加で、私は今回が初参加でした。
今回の技育博参加の狙いとしては、
・外部のエンジニア団体とコネが作りたい!
・企業さんともコネが作りたい!

の2点狙いで参加しました。

去年参加した時は、メンバーがまだ数十人の小さな団体でしたが、今や96名(2023/5/15現在)の学生が在籍する大きな団体になりました!!
なので、今年からは外部との接点を増やして、メンバーにとって有意義なコミュニティにしていきたいですね。

当日のスケジュール

※ 以下から当日の様子を紹介していくので、特に必要ない方は団体交流を終えてまで飛ばしてください。

11:30〜13:00 オープニング・スポンサーLT
13:15〜14:15 交流タイム 第 1 ターン
14:30〜15:30 交流タイム 第 2 ターン
15:45〜16:45 交流タイム 第 3 ターン
17:00〜18:00 交流タイム 第 4 ターン
18:00〜 閉会の挨拶


さて、オープニングから振り返っていきたい所ですが、技育博の名物?の名刺交換が開幕前から開催されていました笑

私もこの日のために、Canvaで人生初の名刺を作成しました。
当日に交換できなかった方で、もしよければ笑

My名刺!


オープニング・スポンサーLT

毎度お馴染みの楓さんのオープニングから技育博が開幕!

開幕!
約160名の学生!
オープニングの様子

スライドにもある通り、技育博開催の経費がえげつない。。。

スポンサー企業に感謝!

本当にスポンサー企業さんには感謝でいっぱいです!!!
ありがとうございます!

スポンサーLTの様子

オープニング後は、サイバーエージェントさんをはじめ、スポンサー企業の紹介LTが始まりました。
プラチナスポンサーは5分、ゴールドスポンサーは1分という制約の中、行われたスポンサーLTは、企業を知りながら楽しむことができました。
(1分はやはり短い笑)

交流タイム

ついにお目当ての交流タイム!
学生ブースと企業ブースで分かれ、交流が始まりました。
なお、学生団体は4ターンに分かれ、60分ずつで出展をしました。

IdeaxTechの出展ブース

IdeaxTechは第1ターンでした!
ウチは団体紹介のスライドやメンバーが開発した自信作のプロダクトを紹介しました!
来てくださった方、ありがとうございました!

他の団体さんでは、ハードウェアの作品を持参したり目立つプロダクトが多い印象だったので、来年はIdeaxTechもハードウェアのプロダクトを開発して持参したい笑

などなど…
欲を言えば、全部回りたかったなぁ…

企業さんのブースも色々企画してました。

WingArc 1stさんは、6秒ストップチャレンジも…
なぜ、6秒なのか気になる方は以下の記事をぜひご覧ください。


こんなものまで…

今回の技育博では、まさかのUFOキャッチャーまで用意されていました笑
他団体の学生or企業の社員さんと訪問でチャレンジ可能とのことでした。

気になるシークレット賞は……
かえぽんが二郎系ラーメンをご馳走する権でした笑
美味しそう…!!

クロージング

あっとう間に時間もすぎ、ついにクロージングです…

この技育博で得た経験やチャンスをぜひ次に活かしてほしい!というかえぽんのアツい言葉で閉会しました。
(かえぽんの後ろ姿かっけぇ…)

団体交流を終えて

ここでは、技育博の交流を通して、各団体の運営方針や課題点について私が感じたことをざっくりとまとめていきます!!
全体を通して約30団体くらいと交流したのですが、団体によって団体種別や運営方針は様々でした。

全体の人数が多い団体は、運営メンバーの数もそれなりに多く、役割を分担しているものが多い一方で、有志のメンバーなどやりたい人が勉強会の企画・開催を行なっている団体さんも見受けられ、非常に興味深かったです。
ちなみに、IdeaxTechではメンバー数が96名と多いので、12名の運営メンバーでそれぞれ役割を分担しています。
例)企画担当、渉外担当、広報担当など

各団体の課題点に関しては、面白いことにほとんどの団体が共通していました。
・メンバーの育成
・後継者問題
・アクティブ率が低い
の主に3つの課題が多い印象でした。

メンバーの育成に関しては、各団体ごとで勉強資料やTech記事を様々な媒体を通して管理している団体さんが多く感じました。
IdeaxTechでは、Notionで過去に開催した勉強会の資料を管理していますが、どのくらいのメンバーが利用しているかは正直把握できていないので、見直す必要がありそうです…
(IdeaxTechは基本的に放任主義ですが笑)

また、Scrapboxを使用している団体さんも多い印象でした。

https://cyblog.jp/33884

上記のように、ひと目でドキュメントを確認しやすい点や、各ドキュメント同士を紐付けしやすい点が魅力的だったので、IdeaxTechでも導入を検討しようと思います。

後継者問題に関しては、少人数の団体さんではかなり死活問題になっている印象を受けました。無理に後継させるのもあれなので難しいですよね…
(IdeaxTechでもそろそろ考えないと…)

アクティブ率の問題に関しても、悩んでいる団体さんも多かったです。
IdeaxTechのアクティブ率は4~6割くらいでしょうか。
※ ここでのアクティブ率はアンケートの回答状況とtimes稼働率を考慮した値です。
ウチは特に対策はしていないのですが、設立当時からtimes文化を大切にしています。

「times」とは、グループチャット等で自分のチャンネルを持ち、短いスパンで発言するグループ内Twitterのような文化形態である。

https://note.com/vaaaaanquish/n/ncc512cf0e263

IdeaxTechは基本的にtimes駆動のコミュニティです。
全く動いていない日はありません。
個人的に、timesの重要性はコミュニティの存在意義を補完し、より強化する点にあると思っています!!
そもそもメンバー視点のコミュニティの存在意義として、一緒に勉強できる仲間の確保(相互学習・つながり)や技術情報の取得や共有、モチベーションを保つためなどの要素があると感じています。timesは、それらをより効果的に実現するための手段として機能していると考えてます。

勉強会の企画も、運営主体ではなくメンバーのtimesから提案し、運営の方で企画する方式を採用しています!! そうすることで、メンバーの需要や関心に基づいた内容の勉強会を実現でき、参加者の満足度や参加意欲を高めることも、もしかしたらできているかもです多分。

「そんなことを言っても、ウチの団体でもtimesやっているけど全然盛んじゃないよ!」って団体さんもかなり多いのでは!?
IdeaxTechでも私がまだ運営に携わっていなかった時に、代表の江崎が「運営メンバーはtimesなるべく動かして欲しい」と言っていた覚えがあります。
やはり、timesが動かない時は運営メンバーが積極的に動かして、流れをつくることが重要だと感じます。

特に日本人は周りに流されやすいので、timesを動かすのを多数派にしてしまえば、おのずと動かすメンバーも増えてきそうな気はします笑
あと、timesを率先して動かすことで、他のメンバーにtimesの使い方や良い手本を示すことにも繋がっているかもしれません。
(もし、困っている団体さんの参考になれば幸いです。)

今回の技育博を通して

私は今回が初となる技育博でしたが、最終的に非常に満足のいくイベントでした。冒頭に掲げた目標の
・外部のエンジニア団体とコネが作りたい!
・企業さんともコネが作りたい!

の2点に関しては、無事に達成することができました。
今回、交換した名刺の数は60枚!
ありがたいことに、学生ブース出展の時に、複数社の企業さんからもお声がけいただきました!
(感謝です!)

今回の目標としては、上記の通り達成することができました。
ここで、ちょこっと技育博の存在意義について考えてみました。

技育博(ぎいくはく)は、技育博は「技術者を育てる」ことを目的とした
エンジニアを目指す学生団体のための交流会です。

全国から80のエンジニア学生団体(約160名)が渋谷に集結し、各団体がブースを出展。コロナ禍で失われた「つながり」を取り戻すために、全国の学生や企業と「リアル」で出会える場所です。

【写真で見る】全国からエンジニア団体が集う 『技育博』 レポート

冒頭に示した通り、技育博は、 "技" 術者を "育" てる「技育」のために「つながり、広がる」の面で、エンジニア学生同士のつながりや、学生と企業のマッチングイベントだと勝手に解釈しています。
その場合、クロージングにおいて楓さんが仰っていた通り、今回の技育博で終わりにせず、得た学びや繋がりを今後どう活かし、何を生んでいくのかの行動までが運営が求めている技育博のゴールになります。

ということは、今回の技育博が本当に意味・価値を成すものだったかは、各自の今後の活動次第ということですね…
(ここで終われば、それはただの自己満ですし、他に参加したかったメンバーに対して失礼ですね…コロサレソウ)
なので、この終わったタイミングで技育博全体を振り返るのは、本来の意図と少しズレているかもしれませんが、とりま一区切りとして…

技育博を意味を成すものにするために

ということで、今後の渉外担当としての私の目標は、
「得た学び・繋がりをメンバーに共有する」
ことにしました!
具体的には、
・外部のエンジニア団体との交流会を最低でも2回は開催 → メンバーの機会創出を図る
・IT企業とワークショップを最低1回は開催 → メンバーの教育成長を促進する
・エンジニアとしてのキャリア形成や就職情報を共有する → メンバーのキャリア形成を支援する
の主に3つを実行したいですね。
(ここに宣言したのでやるしかなくなりました笑)

今のIdeaxTechの現状として、
・外部との接点があまりない
・教育教材が充実していない
・キャリア相談や進路に迷っているメンバーが一定数いる
などが挙げられます。
これらを少しでも解消させるために、今回の技育博のコネクションを存分に活かしたいと考えている次第です!!

この振り返りは、来年の技育博の時になりそうですね笑
外部との交流に関しては、すでにNKC-UGさんやサイバーエージェントさんとSAIBASHIさんと東海地方のエンジニア団体さんらで合同LT会を開催しているので、この調子でいきたいです!!

コラボしてくれる団体さんや企業さん募集中です〜!!!

さいごに

さて、そんなIdeaxTechですが普段はこんなことやってます↓

学内外を問わず、96名(2023/5/15現在)の学生さんが在籍しています!
ビギナーからつよつよまで個性豊かな学生さんばかりです。
・もくもく会(毎週木曜日)
・盛んなtimes文化(動かない日はないです)
・勉強会 / 交流会イベント
を主に活動しています!

ご興味・ご質問のある学生さんは以下のTwitterのDMからお願いします!
https://twitter.com/IdeaxTech0214


ウチの代表はNeRFインフルエンサーになるそうです。
よければ代表の今回の作品集を貼っておくので、見てください笑

「NeRFインフルエンサーに俺はなる!」


最後まで読んでくださり、ありがとうございました^^


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