『怒り』邦画

一昨日、『怒り』という邦画を観た。2016年公開の映画なので観た人も多いと思う。レビューも悪くない。
僕は洋画の方が好きで、邦画はあまり観ない。でも、この映画は好きな俳優さんが多くて、少し気になっていた。

深夜1時に、何気なくNetflixで観だしたら、あっという間に映画の世界に吸い込まれ、気づけば3時を過ぎていた。翌朝、ひどい眼痛に襲われる。笑

2時間半があっという間に感じるほど、とても濃密な脚本と演出だった。

ある殺人事件の容疑者3人を中心に、彼らを取り巻く複雑な環境と人間関係が描かれる。それぞれの登場人物がやるせない「怒り」を感じながら、それでも人を信じ、時に裏切る人間像を描く。

個人的に、この映画のMVPは森山未來だ。「ウォーターボーイズ」と「世界の中心で愛を叫ぶ」で観たくらいで、長い間見かけなかったが、見事な演技で、沖縄の無人島に滞在する謎のバックパッカーを演じていた。

演技が自然過ぎて、どこで感情が移り変わっているのか分からなかった。だから、一度観た後、何度も印象に残る場面を観直した。

まだ観てない方は是非観て欲しい。

原作も読んでみたいな。

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