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【百年ニュース】1920(大正9)6月2日(水)水交社で海軍協会婦人部の発会式を開催。海軍協会は1917(大正6)発足。目賀田種太郎と伊地知季珍を中心に「海軍の必要(八八艦隊)」周知を目的とした。樺山資紀名誉会長、徳川頼倫会長。婦人部の発足式には各界の婦人1000名が集まり下田歌子が講演をした。

下田歌子(65)は宮中に勢力を持つ歌人・教育者。特に貞明皇后から信頼され、政界に影響力を持った。下田は同郷(岐阜岩村)出身の霊能者飯野吉三郎と深い関係にあり、皇后にも直接飯野の「霊旨」を奏上。貞明皇后は当時準備中の皇太子裕仁親王欧州視察に反対していたが、下田や飯野はその立場で運動した。

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徳川頼倫

樺山資紀1

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飯野吉三郎


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