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周防大島の「陸奥記念館」を訪ねて

2年前

【百年ニュース】1920(大正9)5月31日(月)戦艦陸奥の進水式が横須賀港で挙行される。貞明皇后、皇太子裕仁親王、原敬首相、加藤友三郎海軍大臣ほか、秩父宮雍仁親王、以下多数の皇族も立ち会った。当時は世界最大級の戦艦。見物人18名死傷事故も。同型長門は前年1919(大正8)11月9日呉港で進水済み。

【百年ニュース】1920(大正9)6月2日(水)水交社で海軍協会婦人部の発会式を開催。海軍協会は1917(大正6)発足。目賀田種太郎と伊地知季珍を中心に「海軍の必要(八八艦隊)」周知を目的とした。樺山資紀名誉会長、徳川頼倫会長。婦人部の発足式には各界の婦人1000名が集まり下田歌子が講演をした。

【百年ニュース】1920(大正9)7月28日(水)第43議会終了。八八艦隊予算(7億6,000万円)成立。所得税増税等が財源。衆議院では大多数を占める与党政友会が高飛車な議会運営。対する野党憲政会は連日院外団も巻き込み稚拙な乱闘騒ぎを仕掛ける。議会政治への国民の失望広がる。

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【百年ニュース】1920(大正9)8月7日(土)八八艦隊予算成立を受け海軍工廠で求人開始。3月15日株価暴落以来の不況で増加する失業者の受け皿としても期待が高まる。海軍艦政局藤原英三郎少将「横須賀呉舞鶴佐世保の四工廠で15,000人直接雇用。さらに民間造船所にも造艦発注」

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【百年ニュース】1920(大正9)9月28日(火) 逓信省が八八艦隊計画で建造中の戦艦加賀,土佐,天城,赤城,高雄など46隻の信号符字を発表。土佐,高雄は1922(大正11)ワシントン海軍軍縮条約で建造中止。天城は1923(大正12)関東大震災で損傷破棄。加賀,赤城は空母に改造後1942(昭和17)ミッドウェー海戦で沈没。