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【百年ニュース】1920(大正9)5月31日(月)戦艦陸奥の進水式が横須賀港で挙行される。貞明皇后、皇太子裕仁親王、原敬首相、加藤友三郎海軍大臣ほか、秩父宮雍仁親王、以下多数の皇族も立ち会った。当時は世界最大級の戦艦。見物人18名死傷事故も。同型長門は前年1919(大正8)11月9日呉港で進水済み。

「横須賀において軍艦陸奥の進水式あり、皇后陛下、皇太子殿下および皇子を御同伴ありて臨御につき余も宮廷列車に陪乗して午後零時半初横須賀に赴きたり。車中拝謁を賜り皇后陛下は進水式には全く御はじめての臨御なりと御物語これありたり。陸奥は35,000トン、今日まで製造せる軍艦においては最大のものなりと云う、午後五時半陪乗して帰京す(原敬日記)」「軍艦陸奥命名式に御臨場のため午前11時50分御出門、東京駅より皇后の御召列車に陪乗され、横須賀に向かわれる。横須賀駅よりは雍仁親王も御同列にて、横須賀鎮台府に御到着になる。御休所において、皇后に倍し海軍大臣加藤友三郎・横須賀鎮守府司令長官名和又八郎その他に謁を賜い、名和司令長官の言上を陪聴される。それより式場に臨まれ、皇后に倍し海軍大臣の命名奉読、および陸奥進水の模様を御覧になる。終了後、皇后に従い御退場、横須賀駅より雍仁親王とともに皇后御召列車に陪乗され、午後5時35分東京駅に御着(昭和天皇実録)」

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